明治時代の驚愕印譜より。

よく私は「「印影は原寸で見るべきです」と書いており、それは本心なのですが、ブログという環境でそれは困難ですのでご容赦下さい。
細輪(細枠)の二重枠+細篆書体という「細+細」なので「太く目立たせたい」という方には好まれないかも知れませんが、こじんまりとした印をお好みの方には素敵な作風になっていると思います。

定規の目盛りと印影の線の太さを比べてみて下さい。
ミクロの世界です。
印章のサイズは何と9ミリという、一般的な「三文判」よりも小さなサイズで、この細二重枠。
驚愕の世界です。
ブログ編集者