
いつもの明治時代の印譜です。

印篆の周囲に楷書体で緩急を付けて山形の屋号、(明治時代ですが)江戸情緒あふれるいい印鑑です。
印鑑は純和風ですが、「輸入係之印」という事は、貿易に関係ある会社(商店)だったのですね。

これも屋号から同じ会社の印ですね。
明治33年製とわかる印文です。

これも情緒あふれる山形屋号の受取印。
「事の証明として印を押す」、いい文化ですね。

これは入山型の屋号の材木屋さんですね。
私の育った家の近所にも材木屋さんがありましたが、あの独特の匂いと正月飾りが大好きでした。
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