FC2ブログ

戦前の印譜2

引き続き、戦前の印譜からの紹介です。

戦前印譜 印相体

紹介の順番は前後しますが、今回は一番上の印影です。

親子二重枠 古印体

堂々たる親子二重枠にどっしりとした古印体です。

古印体は読みやすい書体ですが、「納」や「所」の一部に途切れている部分がありますね。

これは前にも書きましたが、古来日本で官印(当時は鋳銅印が主)が作られる際、鋳造の鋳だまりや銅が鋳型の隅々まで

行き渡らなく、不十分な印が出来てしまったものを深い味わいと考え、当時の作風を模した事から生まれた日本生まれの

書体です。

古印体の作者は、天保生まれの印判師だと言われていますが、そのお名前は全日本印章業協会のお店に行けば

きっとわかるはずです。

最後に思わせ不利な事を書いてしまいましたが、これは全日本印章業協会の印章教科書を参考にさせていただいた

説明ですので、詳しくは協会加盟店へお問い合わせ下さい。

もちろん当店は協会員のお店です。

親子二重枠 古印体

かなり大きな印鑑です。



ブログ編集者






プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR