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江戸明治印譜2

江戸明治印譜その2です。

連続ですので「その2」としましたが、この印譜からは何回も紹介しております。

江戸明治時代の印鑑,印相体,開運

太枠・細篆書体で、八方崩しの名残りがありますね。

もちろん印相体ではありません。

この時代に印相体は存在しませんし、細字ですのでその点からも印相体とは別物です。

もちろんこれが印相体に進化したものでもありません。

印相体は開運印鑑の書体として昭和に創作されたもので、その当時は太枠細字は縁起が悪いという

謳い文句も同時に創作されました。

「文字は利便性や美しさを考え進化した歴史があるのに、なぜ昭和の進化はいけないのですか?」と反論される前に書きますが

進化と創作は異なります。

久しぶりに印章 「印海」 の中から印相体について書かれた部分を載せますが、文中で誤解しないでいただきたいのは

上から3~4行目の 「勝手なくずし方では無い」 という部分です。

勝手なくずし方では無いのは篆書体の事であり、「勝手なくずし方」と言うのは、印相体の事です。

篆書体は大篆、小篆、印篆などがあり、印篆は文字通り印章用に進化させた篆書体で、通常1つの文字で複数の

形があります。

これを「篆書体のくずし」と呼ぶ場合があります。

もちろん物が崩れるというネガティブな意味ではなく、あくまでも伝統と慣習に従い文字を美的観点から形を整えるのです。

「伝統と慣習・・・?」

それは赤枠の上から2行目「中国4000年の歴史」です。

では、中国4000年の歴史はどうすればわかるか。

それは字典と印譜です。

進化がいけない訳ではありませんが、勝手なくずしと創作した謳い文句が良い訳ありません。

では、下の赤枠をお読み下さいませ。

赤枠の上にも大変重要な言葉が書かれていますので、印鑑作成をお考えの方は必見です。

開運印鑑、印相体、吉相体


上に書いた謳い文句はこちらへ→印相体とは



プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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