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印鑑簿

今回は既に何回も紹介している印鑑簿からです。

印鑑簿 印相体 手彫り


このブログで紹介させていただいている資料は、重複しないよう記憶を頼りに更新していたのですが

既に500以上記事を書いている今は、記憶も曖昧になってしまい、度々重複して載せてしまっています。

中には既に紹介した事を承知で、いい資料だからという意味で何回か載せる場合もありますが

個々の印影などは覚えておらず、何回も載せてしまっているものもいくつかあると思います。

そんな中でほぼ唯一この印鑑簿は付箋で目印を付けていた為に、おそらく重複なく紹介出来ていると思います。

どうでもいい前置きが長くなりましたが、今回はこのページから。

印鑑簿 印相体 手彫り

氏名部分はわざとボカしてあります。

失礼ながら皆様ご存命ではないかと思いますが、氏名、印鑑、住所の三点が載っているので一応ボカしました。

印鑑簿 印相体 手彫り

これは久しぶりの八方崩しです。

太枠+細字である事で証明できますが、八方崩しは印相体でも印相体の前身でもありません。

見事な「篆書体」の八方崩しです。

印鑑簿 印相体 手彫り

これは印面一杯に広がった印篆。

江戸時代に多かった作風です。

印鑑簿 印相体 手彫り

これは太枠・細字(中輪細篆書体)では珍しい小篆風です。

どれも見事な作風ですね。

印鑑簿 印相体 手彫り

やはり戦前は太枠細字が多かったのですが、それは明治時代に入ってからです。

江戸時代は今と同様、細枠太字が多くあり、時代とともに作風は変化してきた事がわかります。

(江戸時代は庶民が印章を用いる事は少なく、優れた印判師が少なかった事も関係あります)


印鑑簿 印相体 手彫り

四角い実印です。

今でこそ四角い実印は稀ですが、この時代は少ないながらもありました。

印鑑簿 印相体 手彫り

最後は見事な唐草文様入り親子二重枠の素晴らしい印鑑です。

印影こそところどころ薄い部分がありますが、強弱を付けて丁寧に彫られた唐草文様である事がわかりますね。


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Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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