FC2ブログ

字典と印譜

お馴染み、明治時代の印譜からです。

明治印譜 印相体

今回は中段、右から三番目です。

明治印譜 印相体 篆書体

小判型の印鑑で、印文は田中です。

篆刻字典、印篆と印相体

こちらは東方書店さんの篆刻字典から「中」のページです。

「中」だけで4ページ以上あります。

篆刻字典、印篆と印相体


篆刻字典、印篆と印相体


先人が工夫して印や石碑に刻んだ文字がピックアップされています。

篆刻字典、印篆と印相体

「あんな形、こんな形」があり、見ているだけで楽しめます。

ここで毎度おなじみ昭和50年に発行された印章資料「印海」からの一文を紹介します。


開運印鑑、印相体、吉相体



「篆書には中国4千年の歴史があり、字典に基づいたもので、勝手な崩し方ではない」

字典が全てではありませんが、昭和50年当時に現在の印章文字の乱れを予測した名文です。

「勝手な崩し方ではない」・・・?

では、勝手な崩し方とは?

それは赤枠冒頭にある印相体(印海では印相印と表現)の事です。

印鑑(印章)を注文しようと検討されている方は、赤枠内の文章を一言一句逃さずお読み下さい。

尚、赤枠のすぐ上の言葉も印章を考える上で大変重要な言葉が書かれております。

ちなみに、印相体が載っている字典は(きちんとした出版社の本としては)存在しません。

話は戻って上の小判型印鑑ですが、一般的な小判型である「38小判」(サンパチ小判=3.8分小判)よりかなり大きな印鑑です。




ブログ編集者
プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR