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印章彫刻作業工程の図表と定義

今回は文章ばかりでつまらないかも知れませんが、印鑑(印章)作成を考えている消費者様には大変重要な事

ですので是非一読下さいませ。

印鑑(印章)彫刻には3通りの方法があり、その定義は公益社団法人全日本印章業協会により決められております。

これは公正取引委員会からの強い勧告に基づいて決められたもので、呼び名(呼称・名称・商品名・広告宣伝)に於いて

印章店は守らなければ重要な決まり事です。

定義された彫刻方法とは ①手彫り ②手仕上げ ③機械彫り の3種類です。

残念な実態ですが、この定義はほとんど守られていないのが現状です。

最近驚愕の話を耳にする事があります。

「協会が決めた定義は法律ではないから、守らなくても法律違反にはならない」

「機械彫りされた印章を 『手彫り』 と言って売っても裁判で負けない」

驚きですよね?

裁判で負けない事が驚きなのではなく、そんな屁理屈を言ってしまうところに驚きました。

「機械彫りより手仕上げ」 「手仕上げより手彫り」 と言って売れば、信じたお客様は喜びますし、売る側も売りやすいです。

そこで彫刻方法を咎められても「手彫りです」と言ってしまえば、印面を見た消費者(素人)様は、なかなかわかりません。

(こちらをお読み下さい→ 手彫り印鑑への偽装①  手彫り印鑑への偽装②

仮にバレたとしても堂々と「法律違反じゃない!」と言って、訴えられても裁判で負けないと自信を持っていれば済みます。

私は印章業界の大きな二つの汚点である開運印鑑(印相体)と手彫り印鑑の偽装を公開しておりますが、法律家ではありません

ので、「裁判で負けない」とか、「逮捕される訳じゃない」 という観点で語っているのではありません。

ただ単に 「機械彫りされた印章が 、手彫り印鑑 として売られているのはおかしんじゃないか?」 と言っているだけです。

「法律違反じゃない・・・・裁判に負けない・・・」 という言葉を聞いて、消費者様はどう思うのでしょうか。

尚、下の図をご覧いただければわかると思いますが「完全手彫り」という呼び名はありません。

ですので「完全手彫り」と「手彫り」を分けた説明はおかしな説明という事になります。

そして「手仕上げ」という彫刻方法は、消費者の方にはわかりづらいと思いますが、「手仕上げ」という呼び名が正式であり

「手彫り仕上げ」という呼び名は存在しません。

この印章彫刻作業工程の定義を決める際に、公正取引委員会から却下された名称です。

理由は「紛らわしい」からです。 (手彫りなんだか、手仕上げなんだかわかりづらく当然の事ですよね)

紛らわしい呼び名を何故使っているのか?・・・・

それは、上に書きました「法律で決まった訳じゃない」「裁判で負けない」からですよね。

こんな実態、これから印章(印鑑)を作ろうと考えている消費者様は、どう思いますか?

実際の物よりよく見せようとする商行為は優良誤認と言うそうです。

消費者庁のホームページより一部抜粋

一般消費者に対し、
(1) 実際のものよりも著しく優良であると示すもの
(2) 事実に相違して競争関係にある事業者に係るものよりも著しく優良であると示すもの


文章冒頭の一部抜粋ではありますが、優良誤認についてはこう書かれています。

「法律違反じゃない!」という話は、同業者間では話をしても、お客様に直接言うお店は無いと思います。

私は法律に詳しくはありませんので、「機械彫り」を「手彫り」と言って販売しても法律違反または優良誤認になるかは

わかりませんが、消費者様はその辺をよく見極めてご判断下さいませ。

下の図は公益社団法人全日本印章業協会が決めた定義です。

(赤い部分のみ私が加筆しました)

手彫り印鑑彫刻定義 印相体


手彫り印鑑彫刻定義 印相体

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Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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