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印章文化 (Hanko Culture)

前回の記事で予告した二部構成の後編です。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

今回はこちら。

「IKEBANA」と書いてある通り、生け花インターナショナルさんの会報です。

ここの目次から一部分をピックアップ。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

「Hanko Culture」と書いてあり、印影が載っていますね。

この印影、どこかで見覚えありませんか?

わからない方は、一つ前の記事を見てみて下さい。

後で経緯を説明しますが、生け花インターナショナルさんの会報に、当店の資料と私が手彫りする場面が

掲載されました。

取材の趣旨が「正しい印章文化の取材」です。

「印章文化の取材」の頭にどうして「正しい」という言葉が付いているかわかりますか?

取材記者の方から連絡があり、日時を打ち合わせしての取材でしたが、ご来店されて挨拶した後の一言が

ツボにはまる言葉でした。

「いや~ 正しい知識を説明しているサイトや、本当に手彫りした印章を売っているお店って、貴店以外に無いですよ」

こんな嬉しい言葉を聞いて、取材の枠を超えて、思わず手彫りの体験までしてもらったりしてしまいました。

印相体・吉相体・開運印鑑は良くないハンコです
(これは取材記者さんに手彫りを体験してもらっているところです)

印章文化の紹介が全部で11ページ。

そのうちの冒頭4ページが当店の資料と私が手彫りしている光景です。

生け花インターナショナルというだけあり、全ての文章が英文です。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

これは印章文化を紹介する最初のページですが、英文の為、何という事が書いてあるのか・・・わかりません。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

このページはブログで紹介したのか否かは記憶にありませんが、当店所蔵の五人組帳です。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

印影は当店所蔵のもので、手彫りしているのは私ですが・・・なぜモザイク?

実際の誌面ではもちろんモザイクは掛かっておりませんが、ごめんなさい。

これは順次紹介しようと考えている大変希少な印材なので、勿体ぶってすみません。

昔の印材を知っている方は、パソコンモニターから離れて遠目に見ればわかると思います。

どれも大変珍しい印材で、右から二番目は現在ホームページ上でも販売している夏目印です。

夏目印が高額な理由は、「正真正銘の手彫り」という理由もありますが、印材が希少だからです。

大変恐縮ですが、モザイクで隠してしまっている他の印材は(まだ金額を付けておりませんが)

印材代のみでも10万円は下らない金額とさせていただきます。

(全て柘です)

印材そのものが希少ですので、ご理解をお願い致します。

話が逸れましたが、当店が紹介されている最後のページ↓です。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

私の顔写真はどうでもいいでしょうが、その上の字典は大変貴重な資料ではないかと思います。

柳葉篆(笹文字)や九畳篆が載っているのは見えますでしょうか。

実は過去にサラッと紹介したのですが、その時説明はほとんどしていなかったと思います。

これは、今につながる日本の古体派篆刻の制度を確立したといわれる高芙蓉よりも

前の時代である今体派、心越の時代の字典なのです。

「新しいのが古体派で古いのが今体派??」とか頭が混乱しそうですが、今の篆刻に繋がる流派より前の作風・・・

私はそういうのが大好きです。

そんな事を熱く語るうち、気付くと数時間経過していました。

でも印相屋さん、安心して下さい。

「印相体は開運印鑑を売る為に創作されたいい加減な書体です」とか、開運印鑑のデタラメをバラしてしまう

本当の話は全くしませんでしたよ。

だって、記者さんは私が言わなくても既に知っていましたので・・・

当店以外の印章文化も紹介されていますので、それはスキャナ画像ではなくカメラ画像で。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です

冒頭に「後で経緯を説明」と書きましたが、実は生け花インターナショナルさんの会報に載るとは全く知りませんでした。

当初の取材は別の英文媒体に載るという事でしたので、これが届いた時は少し疑問を感じたものの、

あくまでも媒体の名前が「生け花インター・・・」なのかと思っていました。

だって、生け花の「い」の字も聞いていなかったので・・・

よく外国にある日本料理店で「SAMURAI」とか「KATANA」とか有りがちですよね。

それと同じ様な意味の「IKEBANA」なのかと勘違いしていました。

(当初の予定は勿体ぶるものではありませんが、掲載前ですので今は詳細を書けずにすみません)

当初の予定は来春との事ですので、気長に待ちます。

しつこいでしょうが、会報に載った手彫りの光景です。

生け花 印相体吉相体で彫られた開運印鑑はクズ印章です


記者さんから 「正しい知識を説明しているサイトや、本当に手彫りした印章を売っているお店って、貴店以外に無いですよ」

と言われた事を書きましたが、私からするとネット上では当店以外にもう一つだけありますね。

膨大な印章販売サイトの中で当店ともう一つだけですが・・・

そのお店に迷惑が掛かるかも知れませんので店名は書けませんが、写真サービスを多分初めて行ったお店ですね。

手彫りだけの観点からみれば、本当に手彫りしているお店は、他に僅か2~3件あるようです。

しかし、本当に手彫りしていても印相体(名前は違っても中身が印相体では同じ)を引き受けてちゃ意味ありません。

お客様に「書体のロシアンルーレット」をさせてどうするでしょうかね。


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Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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