FC2ブログ

明治時代の石川県印譜 続き

ここ何回か同じ印譜からの紹介です。

明治中期の手彫り印鑑 印譜より。

手彫り印鑑のブログ 印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です

今回は向かって右側のページ、下段中央の印影を紹介させていただきます。

手彫り印鑑のブログ 印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です

「金沢市袋町・・・」

検索したら今でも町名は残っているんですね。

「袋町 硝石 荒物 かね舟」などいくつかのキーワードで検索しましたが、見つかりませんでした。

それにしても、端正な楷書体の素晴らしい印鑑です。

------------------------------------------------

「石川県旅行」について。

ちょっとしつこいですかね?

まあ、今回でこの旅行の話題は終わりにしますので・・・

千枚田  印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です

能登の定番観光コース、輪島市の千枚田です。

想像していた以上に観光化されていて、気軽に行けるいいところでした。

篆書体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

これは輪島市の重蔵神社ですが「えっ何これ?」と思った方。

まあ、これは印章店の私が気ままに更新しているブログですので、おのずとこういう写真ばかりになってしまいます。

それを踏まえてご覧になって下さい。

篆書体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

燈籠の建立は確か明治時代だったと思いますが、記録してくるのを忘れてしまいました。

気になるのはもちろん篆書です。

輪島市の漁村を是非散策したかったのですが、私一人の旅行ではありませんので、それは控えて

次は時国家(時國)家へ

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

見学出来る茅葺き屋根の古民家です。

平家が壊滅した壇ノ浦の戦いで、かろうじて処刑を免れた平時忠が能登に流され、その子である時国が「平」の姓から

「時国」姓へ変え、近隣の村々300石を統治し、江戸時代には大庄屋となり、その後本家と分家に分かれて現在に至る。

との事だそうで、この家(後述の上時国家も)後世の当主が築いた屋敷だそうです。

上の写真は分家の時国家(下時国家)です。

実は、観光地図でここの存在を知り、「ちょっと大きめの茅葺き古民家が見学できる」ぐらいの気持ちでここに来ました。

上の写真からでもその位しかわかりませんよね。

しかし、屋敷の中に入った途端、驚きに変わりました。

写真ではその壮大さがあまりわからないかと思い、何枚かのみのピックアップに留めますが、

まず驚いたのはその広さと、柱や梁に使われている木材の巨大さでした。

(下で紹介する)上時国家の場合は、木材を集めるのに18年(だった気が)、そして建設から建て終わるまで28年

掛かったとあります。

つまり、建設開始から46年も経ってようやく完成した建物だそうです。

まあ、当時はネットはもちろん、電話やFAXもなく、道路も整備されていない能登半島の奥地ですから、

材料を集めるのも大変な苦労だった事でしょう。

とにかく、巨大な邸宅に一同驚きました。

時國家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

↑これは倉庫です。


次は200メートルほど離れた上時国家(本家)です。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

時国家(分家)には無い、石の急坂がありました。

海に近いので豪雪とまではいかないでしょうが、雪が降ったり凍結したら、歩くのが困難な位の急で滑る坂

から始まるのが意外でした。

容易に人を寄せ付けない為でしょうか? 

いえ、その割には客人を迎える品物が沢山ありました。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

雨と時間の関係で外観は落ち着いて撮影できませんでしたが、本家、分家とも建物の3分の1程度が

塀で仕切られているのが特徴でした。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

この写真では十分に伝わらないかも知れませんが、とにかく柱が太い。

重機も電動工具も無い時代、しかもここは都から遠く離れた能登半島の輪島。

当時は人も物も少なく、建造するのがさぞかし大変だった事でしょう。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

茅葺き屋根の古民家に囲炉裏は付きものですね。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

これも写真では分かりづらいと思いますが、屋敷の頂上は18メートルあるそうです。

ここから唯一、その18メートルが見える場所なのですが、どうやら人が昇れる構造になっているようです。

しかし、滑ってしまった時(落下してしまった時)の受け皿が無いので、昇るのは命懸けだったのでしょうか。

時国家 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

これは実際に使われていた籠だそうです。

とにかく来て良かったです。

後から知りましたが、日本最大級の個人の木造古民家だそうです。

東茶屋街 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

場所は変わってこちらは金沢の東茶屋街です。(翌日です)

まるで映画のセットの様な雰囲気、説明不要の素晴らしさです。

東茶屋街 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

ちょっとした建物でも「うだつ」が付いていて、東京ではなかなか見られない光景です。

神社の篆書体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

私が興味あるのはこんなものです。

昭和の木札ですが、篆書が柳葉篆気味になっているので思わず撮影。

東茶屋街(印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

車一台がやっと通れる位の路地ですが、至るところに情緒あるお店がありました。

東茶屋街 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

観光客向けの単なるアピールではなく、中は本当のお味噌屋さんでした。

印章新体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

意外なところで印章新体発見です。

印章新体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

あくまでも私の推測ですが、印章新体を意識したのではなく、偏や旁、冠を組み合わせた結果だと思います。

東茶屋街(印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)


金沢 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)


金沢 尾崎神社 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

金沢 尾崎神社 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

建築の素人ですが、建物を見たとたん「古い」と感じたら、案の定1643年建立の建物でした。

金沢 尾崎神社 奉納篆書体 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

この篆書は昭和でしたが、素晴らしい作風です。

金沢 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

今回の旅行では能登半島や金沢のごく一部しか周れませんでしたが、逆に考えれば、もう一度来る為には

見たいところを残してきたのも良かったのかも知れません。

金沢駅 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

出版業界の方には申し訳ないのですが、旅行のガイドブックを購入したらお店の宣伝やグルメの紹介ばかり。

情報は膨大なのですが、古い街並みが好きな私にはほとんど役に立ちませんでした。

そこで金沢の友人印章店さんにアドバイスを頼んだら、気の利いたものを送ってくれました。

金沢 案内図 (印相体・吉相体・開運印鑑は嘘が混ざったデタラメ印鑑です)

主要観光地やバスのルートがコンパクトにまとめられている金沢市内の観光案内。

お世辞抜きでどのガイドブックよりも役に立ちました。

そしてリアルタイムで「困った事がありましたらいつでも連絡下さい」との有り難いメッセージも。

金沢の名店と石川県の素晴らしさにすっかり魅せられた旅行でした。



ブログ編集者
プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR