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御朱印の八方崩し

戦前の御朱印印譜からです。

手彫り印鑑 御朱印

今回はこの3枚を紹介させていただきます。

ここのところ、似た事ばかり書いておりますが、この印譜もどれを紹介して、どれがまだだったかわらなくなってしまった

部分もあります。

付箋を付けて管理すればいいのですが、ご来店いただいたお客様にたまに見本としてお見せしている為、

付箋だらけの印譜を見せるのも気が引けますし、古い印譜の場合は、付箋が張り付いてしまう場合もあり、

やたらと付箋を付ける訳にはいきません。

という事で、再登場の印影もあるかも知れませんが、まずは写真奥から。

手彫り印鑑 御朱印

お馴染みの御朱印「佛法僧寶」ですね。

擦り減ってしまった様にも見えますが、擦り減るのは特殊な使い方をしない限り枠から減ります。

枠はしっかり残っていますので、この印章はこういう作風なのかも知れませんね。

細篆書体の文字の部分がしっかり写っていないのでしょう。

手彫り印鑑 御朱印

次は真ん中

手彫り印鑑 御朱印

これは吉祥模様である宝尽くしですね。

藩札にはよく彫られておりますが、御朱印にも彫られる場合があるようです。


手彫り印鑑 御朱印

これは残念。

写真のピンボケではなく、完全な押印ミスです。

親子二重枠に古い様式の印篆で、きちんと押されていたらいい雰囲気の印影だったはずです。


最後は手前

手彫り印鑑 御朱印

これぞ本物の篆書体八方崩しです。

前記事で久しぶりに八方崩しを紹介したので、ふと思い付いて載せてみました。

手彫り印鑑 御朱印

枠がありませんが、御朱印(特に八方崩し)では、枠の無いものもありますので、そのタイプです。

見ていると何かご利益ありそうですね~

いえいえ、そういう考えから印相体という汚点が生まれてしまったので、そんな観点で考えてはいけません。

八方崩しは、篆書体を読めない程に崩す作風で、部首は形を変えながらも生かすものです。

読めてしまっては八方崩しとは言えませんし、縁起・開運などのデタラメを一切含まない文字ですので

印相体とは明確に異なります。


手彫り印鑑 御朱印

最後は畳篆の佛法僧寶です。


印相体とは
プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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