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陵墓印(7)

久しぶりの紹介となりますが、戦前の陵墓印です。   (現在使用されている物ではありません)

手彫り印鑑 陵墓印



第十八代 反正(はんぜい)天皇 百下鳥耳原北陵
第十八代 反正(はんぜい)天皇 百下鳥耳原北陵


第十九代 允恭(いんぎょう)天皇 恵我長野北陵
第十九代 允恭(いんぎょう)天皇 恵我長野北陵


第二十代 安康(あんこう)天皇  菅原伏見西陵
手彫り印鑑 陵墓印


第二十一代 雄略(ゆうりゃく)天皇 丹比高鷺原陵
手彫り印鑑 陵墓印

写りは決して良好とは言えませんが、それぞれの個性豊かな印影は、やはり戦前ならではの印章だと思います。


今回最後に紹介した雄略天皇・丹比高鷺原陵印ですが、普段印面一杯に字配りした印影を見慣れている方は

違和感を持たれるかと思いますが、上に戻って遠目に見てみて下さい。

畳篆とまでは言えないものの、太枠から十分にスペースをとり、角ばった印篆で構成され「ハンコっぽさ」を感じられる

のではないかと思います。 (一番上の写真、下段右から二番目の印影の事です)

全ての印章がこの様な字配りになってしまっては面白みが無いかも知れませんが、数ある中に一つこの様な

作風があるのも、個性が光りいいものだと思います。

ブログ編集者

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前回に引き続き夏季休暇中に訪問した扁額・石碑の紹介です。

夏季休暇はとうに終わりましたが、ブログの更新自体がなかなか出来ませんでしたので、遅ればせながら

写真を紹介させていただきます。


東京都台東区の浅草寺です。

浅草寺 三井親和
(写真は本堂の裏からです)


今回の目的はこれです。
浅草寺 三井親和

本堂裏手にあるこの石碑です。

浅草寺 三井親和

札の説明では宝篋印塔(ほうきょういんとう)と書かれております。

写真からでは読みづらいかも知れませんが、札の中央(5行目)をご覧下さい。

そうです 前回に引き続き今回も三井親和の揮毫したものを見るのが目的です。

浅草寺 三井親和

書道のお手本の様な形の整った美しい楷書体ですね。

浅草寺 三井親和

石碑に痛みがあるのは戦災が原因ではないでしょうか。

浅草寺 三井親和

正直言いまして、説明や予備知識無しで碑文だけを見ても三井親和の書だとは(私は)わかりません。

しかし、それでも「三井親和の書を見てみたい」という思いで今回は来ました。

ちなみに今回初めてではなく、私は浅草寺に来る度時間があれば石碑に立ち寄る事にしています。

美術館へよく行かれる方は、この気持ちをきっとわかって下さると思います。

例えば、今度国立博物館に「漢委奴国王印」の金印が期間限定で展示されます。

印章に興味の無い人でも、この金印を写真で見た事無い人はほとんど居ないのではないでしょうか。

私のお店にレプリカならありますし、ネットで検索すればアップ写真を簡単に見る事ができます。

それでもやはり期間中は大混雑なのでしょうね。

「写真で見た事はあっても、本物を見てみたい」

大混雑で遠目に僅かな時間でしか見られなくても、皆さんこんな気持ちで訪れる事だと思います。


浅草寺 三井親和

もう一つの目的はこの石碑です。

浅草寺 三井親和

私が偉そうに語るより、説明は上をご覧下さい。

浅草寺 三井親和

「書案之紀」 (これで紀と読むのでしょうか↓)

私はこの様な今體派(きんたいは)を感じさせる作風が大好きです。  

浅草寺 三井親和


浅草寺 三井親和

文化14年の建立であろう事はわかりましたが、痛みがあり誰の揮毫かは残念ながらわかりませんでした。

プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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