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捃印補正

寛政12年 捃印補正 第三弾です。

捃印補正 寛政12年 



捃印補正

これは全て木版で模刻された印影です。

機械的に模刻されたものではありませんので、実際の印影とは多少の誤差が生じております。

文献としては不十分かも知れませんが、考え方を変えれば、それが手彫りのいいところでもある訳です。

・・・

という理屈は字典の場合ちょっと無理があるかも知れませんね。

(でも実務印の場合はそれがいいところの一つと言っていいと思います)

捃印補正




捃印補正

個人用の実務印と多少考え方は異なります(私見です)が、このような篆書体の崩しは参考になります。


ただ、この捃印補正は庶民が日常的に使用していた印鑑を集めた資料ではありません。

篆書体の字典は石碑や古印(個人を用を除く)などからの出典が中心で、個人の実務印を出典とした字典は

まずありません。 (但し、個人印の印譜は販売されています)


個人のハンコは通常公開されるものではありませんので、考えてみれば当然の事なのですが、

篆書体の「崩し」が大いに参考になるので、実現できれば貴重な字典となるはずです。

(現在の崩しではなく昭和初期までの崩しを参考にすべきだと個人的には考えております)



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今回は捃印補正の写真のみですので、久しぶりに「載せるべきか迷ってしまうシリーズ」です。

「シリーズ」とかいう軽いノリは好きではありませんが、まあたまにはいいでしょう。


手彫り印鑑

江戸時代の古文書だと思うのですが、何の書類だかわかりません。


手彫り印鑑

達筆文字に黒印が押されています。

押印箇所は多いですが、黒印は1種類のみです。

後は朱印で1種類、合計2種類の印影です。


手彫り印鑑



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Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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