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九畳篆/佛法僧寶/扁額の旅

先日、同業者さんとの話で九畳篆の話題が出たので今回は九畳篆の印影を紹介させていただきます。


九畳篆の手彫り印鑑:御朱印:佛法僧寶

昭和初期(戦前)のご朱印 印譜より。


九畳篆の手彫り印鑑:御朱印:佛法僧寶

このブログを懇意にお読みいただいている方にはしつこい説明になってしまいますが

文字が九本以上折り畳まれていても九畳篆は九畳篆です。

印文は佛法僧寶。

九畳篆の手彫り印鑑:御朱印:佛法僧寶

堂々たる迫力の素晴らしいご朱印です。



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先日の連休に小旅行へ行ってきました。


こちら長野県のとあるお寺です。

九畳篆の手彫り印鑑:御朱印:佛法僧寶

どうです?  いい感じの雰囲気でしょ?

素人の撮影ですので良さがいま一つ伝わらないかも知れませんが、実際の雰囲気は写真よりずっと良かったです。

聞くところによると、この石段は600年前に造られ、写真下半分の部分はその当時のままだそうです。


九畳篆の手彫り印鑑:御朱印:佛法僧寶

小雨降る中でしたが、石段を登ったところにこんな素晴らしいお堂がありました。

建立は室町時代だそうです。

実は葛飾北斎が描いた迫力満点の鳳凰図がある岩松院に行きたかったのですが、一人旅行ではなかったので、

立ち寄りは諦め、岩松院は横に眺めたのみで近くのお寺を散策したのでした。

(岩松院は7~8年前に一度行った事があるのですが、もう一度あの鳳凰を間近に見てみたかったです)



次は善光寺です。

善光寺


以前このブログでも紹介しました。

私は三度目ですが、今回はあまり時間がない立ち寄りでした。

でも、善光寺の良さは十分堪能できたと思います。

ちなみにこれ(↑)は迫力満点の木造建築ですが、本堂ではなく山門です。


本堂はこちら↓


善光寺

「遠くとも一度は詣れ善光寺」と言われますが、私は「何度行っても良かれし善光寺」とでも言いましょうか。

いや、それではちょっと語呂が悪い感じがしますね。

写真の関係で山門より小さく見えてしまうかも知れませんが、本堂はとてつもなく大きな木造建築です。

撮影はしませんでしたが、本堂に使われている柱は「一体どこにこんな真っ直ぐな巨木が生えていたのか」

と思わせてしまうほど太い柱です。


善光寺の篆書石碑

今回も石碑は見逃せません。

美しい篆書体の下にははっきりとした楷書体で彫られた建立年。

端に一部痛みはありますが、100年以上前に建立されたとは思えない(いい)保存状態ですね。


善光寺の篆書 桂洲伊藤信平の石碑

書は誰が書いたのか、今回も興味津々桂洲伊藤信平(さん)で調べてみたら書も石碑も見つかりました。

「篆書石碑:扁額探しの旅」

人それぞれ旅行には目的があると思いますが、型にこだわらずそれぞれの目的で楽しめるところが

旅行の良さですね。

(とはいえ、「扁額探しの旅」とはちょっと格好付け過ぎてしましましたが)



善光寺の山門

こちらは外側の門です。


善光寺山門の扁額

ハト避けの金網でしょうか。

文化財を守る為ですので仕方ありませんね。


扁額

一人旅行ではなかったので足早の撮影となってしまいました。

善光寺本坊 大勧進の扁額


大勧進 紗綾形

見事な彫刻よりも何故か紗綾形や唐草模様に目が行ってしまう私です。


扁額 善光寺
善光寺大本願の扁額です。




宿坊 扁額
ここからは善光寺周辺の宿坊の扁額です。

明治廿三年(23年)と書かれていますので、今から110年以上前の扁額ですね。


扁額 善光寺宿坊




扁額 善光寺宿坊


時間の関係で一つ一つゆっくり見る事はできませんでした。

扁額 善光寺宿坊



扁額 善光寺宿坊

塗装し直しでしょうか。

新しく見えますが明治四十三年とありますね。


扁額 善光寺宿坊

見ているだけで得した気分になれるのも書の良いところですね。

扁額 善光寺宿坊

年が彫られていない扁額でも、きっとそれなりの歴史が刻まれたものなのでしょう。


海野宿

ところ変わってこちらは海野宿です。



扁額 海野宿




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プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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