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陵墓印 (4)  と副島種臣の扁額

今回は天皇陵墓印の第四段です。


孝霊天皇片岡馬坂上陵

孝霊天皇陵墓印

これぞまさしく古墳といった印影ですね。




孝元天皇劔池嶋上陵

篆書体の筆法は今風と異なりますが、私はこういう雰囲気が大好きです。

孝元天皇




開化天皇春日率川坂上陵

開化天皇




崇神天皇 山邊道勾岡上陵

崇神天皇



今年の夏は旅行に行けなかったので、ちょっとした小旅行をしてみました。

最初は必要に迫られた単なる「用事」だったのですが、意外にいい気分の「一泊用事」となったので

勝手に「小旅行」と銘打って気に入っております。

夜に家を出て、一泊し翌日の午前中に出発し帰る旅行などといえない小旅行ですが、

東京に住んでいる私にとって、ドライブイン代わりに道中のコンビニで休憩し、山の中で一泊するというのは

とても新鮮な気持ちになれます。


今回は二回目ですが、残念ながら小雨

手彫り印鑑 散歩道

気に入った風景を車の中から撮りながらのドライブです。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

よそ様のお宅ですが、立派な長屋門ですので歴史的建造物として(撮影は)まあヨシとして下さい。



これは山を抜ける道に古民家が立ち並ぶ中に建っているものですが、「旅舎」「ゑびすや」と書いてありますね。

現在は使われていないようです。

車が普及していないその昔、山越えを控えて一泊する為の宿だったのではないでしょうか。

そんな事を想像すると、車を停めざるを得ません。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

雨も小降りになったので、(廃屋と思い)門が開いていたので少々足を踏み入れて一枚。

立派なお蔵がありました。

でも、植木が剪定されている事と、地震被害による雨よけブルーシートが被されているところを見ると、

もしかしたら私が勝手に廃屋と思い込んでいるだけかも知れないので、それ以上の見学はせず次へ

手彫り印鑑 篆碑散歩道

地元の方々にはどうって事ない風景かも知れませんが、私にはどれも新鮮に映ります。

時間が許せば、週末ごとにカメラ片手に宛てもなく古民家を訪ねる旅行でもしてみたいところですが、

まだそういう事ができる環境にありません。

それにしてもデジカメが登場してからは、フィルムの残量を気にせず気軽に撮影できるのは何とも便利に

なりましたね。

手彫り印鑑 篆碑散歩道


後ろに車を付かれたら譲ってのんびり行くドライブをしておりましたが、ごく普通の住宅街に

ハンコ屋の私をハッとさせる碑があり、思わず車を停めて見入ってしまいました。


手彫り印鑑 篆碑散歩道

太く目立つ篆書体で「青面金剛」とだけ彫ってあります。

青面金剛像が彫ってあるのではなく、あくまでも文字のみです。

仏教上の詳しい事はわかりませんが、像ではなく文字のみの石碑もあるんですね。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

時代を見ると今から二百数十年前のようです。

今は住宅街にある舗装された道ですが、江戸時代はどのような道だったのでしょうかか。

手彫り印鑑 篆碑散歩道


手彫り印鑑 篆碑散歩道

青面金剛碑の登場で、のんびりとしたドライブから方針転換し、たまたま通った神社に寄ってみる事に

しました。

巴に紗綾形など興味あるところだけ撮って、後で見ると全体写真は撮っていなかったようです。

香取神社と書いてあります。

場所は利根川のすぐ西側でしたが、春日部市と書いてあります。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

雰囲気から期待はしておりましたが、ありました 篆書の石碑が。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

「昭和二」までしか写っておりませんが、昭和二十年です。↑


手彫り印鑑 篆碑散歩道

これは大正十年

これを直接仕事にという事にはなりませんが、作風は大変参考になります。

「神」という字も上と下では形が違いますね。

手彫り印鑑 篆碑散歩道

昭和三年とあります。

手彫り印鑑 篆碑散歩道


手彫り印鑑 篆碑散歩道
個性的な素晴らしい刻字の扁額ですが、何と副島種臣の作品でした。

郊外のどうって事無いところ(地元の方 申し訳ございません)で偉大な書家の作品が見られるとは

思ってもいませんでした。


一泊の小旅行 病みつきになりそうです。




最後は隣地にある草書体の石碑を。

手彫り印鑑 篆碑散歩道


手彫り印鑑 篆碑散歩道


やはり落款も気になります。

手彫り印鑑 篆碑散歩道


手彫り印鑑 篆碑散歩道


手彫り印鑑 篆碑散歩道



ブログ編集者 はんこの印善





プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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