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印章業界紙

印章業界誌です。

発行の年月を確認し忘れてしまった為、詳しくは後日加筆予定です。

ただ、確実に戦前のものです。

それが広告からわかります。

手彫り印鑑 業界紙

印章店の職人募集広告です。

戦前の広告ですので問題ないとは思いますが、同業者さんですので社名がわかる部分だけは

画像を加工させていただきました。

手彫り印鑑 求人広告

手彫り印鑑(木口)と手彫りゴム印の職人さん募集の広告ですね。

朱肉を付けて押すタイプの木口職人が2名なのに対し、彫りゴム職人が3名というのが今とは時代が

違う事がわかりますね。

しかしそれより住所表記をよく見てびっくりしました。

手彫り印鑑 求人広告

当時は日本の占領下でしたが、今は中国の地名です。

「自書自刻印影見本送付の上照会の事」

「採用の上は旅費実費支給」

履歴書を送って面接に行き、採用されたあかつきには大連までの交通費を支払いますという事のようです。




今回印影はありませんので、他のページも

業界紙ですから、これは組合関係の報告部分の用ですが、「太る」とはもちろん肥満の事ではありませんよね。

手彫り印鑑 組合

上に紹介した職人さん募集広告以外でも沢山募集広告が出ておりましたのでそれと関係する記事を

手彫り印鑑 組合

中段左に(イ)(ロ)(ハ)(ニ)とありますが、(イ)を見てみて下さい。

「技工の争奪防止」とあります。

技術があれば争奪の対象となった時代だったんですね。

以前の記事にも書きましたが、腕一本で渡り合えたいい時代だったようで。



今回は他にこちらも

手彫り印鑑 手彫りゴム印 広告

データ印(右)は今でもありますが、銅板印刷というのが情緒あっていいですね。

手彫り印鑑 手彫りゴム印 広告


こちら(下)は手彫りゴム印の素材であるゴム板の広告です。

ゴムなら何でもいい訳ではありません。

同じゴム印でも鋳造用のゴム板は使えません。

先人が試行錯誤して明治初期に製法を創りだしたそうです。


手彫りゴム印 広告

手彫りゴム印の歴史については改めて書きたいと思いますが、最近「後日」とか「改めて」という宿題を

自分に課せながらやっていない気がして・・・

それはさておき、これは広告の下半分にある手彫りゴム印用ピンセットの宣伝です。

今でも手彫りゴム印は当時と全く同じ製法で作られています。

もちろん今でも同じ形のピンセットを使用します。

それにしても「(当時ニセモノ有り)ご注意」という部分はいいですね~

手彫りゴム印用のピンセット
プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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