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太枠細字の角印

前記事の最後で「印鑑(印影)は文字だけではなく枠と文字とで成り立っている」と書きましたが

それがよくわかる印影を用意しました。

昭和初期の印譜からです。

昭和初期の手彫り印鑑印譜

この段階で上に書いた意味がおわかりいただけるかと思います。

左ページ上にある2つの角印についてです。

手彫り印鑑

名前は伏せますが形式を重んじる施設の印鑑です。

つい開運印鑑商法の批判が出てしまいますが、「太枠や角印はいけない」などという事は真っ赤な嘘です。

形式を重んじる施設が「いけない」と言われているような印鑑を作るはずがありません。

「いけない」と言っているのは単なるインチキ業者ですから雑音は無視して印影について

手彫り印鑑 角印

印材は大きさの比較で置きました。

左が24ミリ 右が2ミリです。

いかがでしょうか。

上の3枚の写真を見て貧弱だと思いますか?

好みは人それぞれでしょうが、印鑑(印影)は枠と文字とが揃って成り立っているという事が

この画像でよくわかるのではないでしょうか。




~ここからは手彫り印鑑から話題は逸れます~

前記事の続きで日光ですが、今回は自然編です。

手彫り印鑑ブログ

日光と言えば杉並木で有名ですが、並木以外でも杉の巨木が多くありました。

江戸初期から植林されていたそうで、おそらく伐採が禁止されていたので貴重な巨木が残っているのでしょう。

手彫り印鑑ブログ 杉
東照宮が建てられた当時はここに杉は植わっていなかったのでは。

今では建物を圧倒する巨木になっています。

場所を移動し華厳の滝へ
華厳の滝 手彫り印鑑ブログ

私は小学校の修学旅行以来なのですが、後に滝周辺が崩れたので当時より太い滝になっていました。



手彫り印鑑ブログ 華厳の滝

風向きが変われば展望スペースにも滝からの水しぶきが飛んできます。

竜頭の滝 手彫り印鑑ブログ
こちらは龍頭の滝です。


沼 手彫り印鑑ブログ
泊まった宿の正面にある丸沼です。

沼の手前(地面の部分)から流れている水は川からではなく地面から湧き出ている水です。

都心ではありませんが、東京に暮らしている私にとってこのような美しい自然に触れられるだけで

心が洗われる気がします。

お客様の応対(実店舗及びインターネットからの問い合わせ)の関係で昨年はほとんど休み無しで仕事を

しておりましたが、精神的な疲れが溜まってしまいかえって効率が悪くなってしまいました。

お客様からの問い合わせを「疲れる」など言ってしまっては非常に失礼なのですが、いただくメールは

一般的な問い合わせばかりではなく、私が開運印鑑の嘘を公開している関係で誹謗中傷がたまにあったり、

中には人生相談のメールまでいただく事が(まれに)あります。

辛口で自分の業界を批判しておりますので中傷的なメールは重々覚悟しているのですが、私を批判するメールは

ほぼ全て私が書いている文章をよく読んでいない方が感情的な内容で書いてくる内容です。

「触らぬ神にタタリ無し」ならぬ「触れぬ開運印鑑に中傷無し」でしょうか。

中傷は覚悟しておりますが、的外れの中傷にはどうやって対応すべきか・・・

いえいえ、開運印鑑などという全くのデタラメ印鑑がある限りめげずに今後もインチキを公開していきます。


話が逸れましたが、お客様からの問い合わせの返答(メール)やご注文品のお届けが遅れている中で、

自分だけ休みをとるのはいかがなものか と考えての無休でしたが、効率面を考えて今年はきちんと

休みをとる事にしました。


吹き割りの滝 手彫り印鑑
こちらは吹き割りの滝です。

上の写真では大きさが伝わらないかも知れませんが、迫力満点の豪快かつ美しい滝でした。


手彫り印鑑ブログ 吹き割りの滝
景観を考えフェンスは設けていないそうですが、ここまで近寄ったらかなり危ないですよね。















手作り印鑑ケース、手彫り印鑑の店




プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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