fc2ブログ

明治時代の手彫り印鑑

前回の更新から1カ月半弱、またもや更新が疎かになってしまいました。

お店が儲かって仕方ない訳ではもちろんありませんが、幸いお問い合わせは途切れなくいただいており、その対応でブログが後回しになってしまっております。

言い訳はこの位にして、今回も明治時代の手彫り印鑑です。

明治時代の手彫り印鑑 

親子二重枠の蔵書印です。

そう言えば、「蔵書印まつり」は新型コロナの影響で2年連続中止となりました。

開催していれば、ちょうど今頃(正確には10月末)のはずです。

二重枠 小判型印鑑

細輪(細枠)二重枠の小判型印鑑です。

小判型に多い古印体ですが、斜めの字配りと二重枠で個性を引き出しています。

いいですね。 こんな認印。

二重枠 角印

中輪+細印篆です。

太枠 細字 篆書体

中輪というより太枠と言った方が適切でしょう。

太枠+細篆書体の素晴らしい印鑑ですね。


ブログ編集者

-------------------------------------------------------

8月の事ですが、千葉県柏市の古民家「旧吉田家住宅」に行ってきました。

旧吉田家住宅

旧吉田家住宅

いいですね。 この雰囲気。

旧吉田家住宅

茅葺屋根なのに雨樋が付いていますね。

現代になってからの後付けではなく、来客用に昔からあったそうです。 (お客様に雨が垂れないようにとの事です)

旧吉田家住宅

こちらは長屋門ですが、門の中に事務所とカフェがありました。

旧吉田家住宅

こちらは井戸

旧吉田家住宅

井戸ですので、蓋の鉄板の下部分(正方形部分)は、当然中はくり抜かれて「ロ」の字型になっているのですが、一枚岩だそうで、大変珍しいとの事です。

あっ、私が調べたのではなく、係員さんが教えてくれました。

旧吉田家住宅

凄いのは隣接する茅葺屋根の民家です。

こちらは現在も子孫の方がお住まいになっているとの事で、外から撮影のみとなりましたが、洋風の茅葺屋根ですよね。

何とフランスのノルマンディー地方の民家を模して造られたそうです。

中はどんな造りになっているのでしょうね。


江戸情緒が残る印

明治時代の手彫り印鑑ですが、江戸情緒の残る作風です。

仕切印

「手書き文字でこんなはんこを作りたい」という方、是非ご相談下さい。

手彫りももちろん可能ですが、手仕上げでも文字が手書きでしたら江戸明治の情緒豊かなはんこが出来ますよ。

手書きといっても、よくある「なんちゃって手書き」ではなく、手書きした印稿原本をはんこと一緒に差し上げます。

ちょっと宣伝になってしまいましたが、屋号は相談で。

角印

印材はご希望に合わせて作成します。


ブログ編集者

-----------------------------------------------------------------

もう半年経ってしまいましたが、5月に海に行った時の写真です。

確か緊急事態宣言中で休業要請に伴い、お店を休んでいた頃だったと思います。

緊急事態宣言中でしたので、人と接触する場所は避け、人が居ない場所に行ってきました。

茨城県鉾田市 海

茨城県鉾田市の海岸です。

遠くまで誰も居ない海。

気分転換には最高です。

茨城県鉾田市 海

遠くの波打ち際に黒い点みたいなものが見えるのはわかりますか?

誰も居ないと思っていましたが、釣り人が居ました。

危なくないのでしょうか。

茨城県鉾田市 海

帰り道は適当に選んだ旧街道っぽい道を通って、昔情緒を味わいながらのんびりと走っていたところ、いい神社を発見。

茨城県石岡市高浜神社

神社の説明は私がするよりもこちらを見た方がいいと思いますので。

茨城県石岡市高浜神社

茨城県石岡市高浜神社

この扁額は山岡鉄舟の揮毫との事。

向かい側にも昔情緒の溢れる蔵のある民家がありました。

茨城県石岡市高浜神社









干支ゴム印プレゼント 

毎年恒例の干支ゴム印プレゼント企画です。

干支ゴム印 2021年 寅年

来年の干支(寅)のゴム印をプレゼントさせていただきます。

用途はご自由ですが、年賀状に押される人が多いです。

今年も応募者様全員にプレゼンとさせていただきますが、予想を遥かに上回るご応募があった時は、すみませんがその時点で打ち切りとさせて下さい。

プレゼントご希望の方は、メールにてお知らせ下さい。  (スパム防止の為、メールアドレスはここでは公開していませんので下の「ブログ編集者」をクリックし、お店のHPからメールアドレス記録し送信お願いします)

ご応募仕様は

メールの件名は 「プレゼント企画応募」 で、ご応募者様の
①ご住所(郵便番号と県名も)
②フルネーム
この2点をお知らせ下さい。

何件かまとまってから普通郵便で発送させていただいますが、ご応募から概ね10日位経っても届かない場合は、お手数ですが再度メールをいただけますでしょうか。

ご応募に対しての返信メールは (懇意にしていただいているお客様でも) 定型文になる事をご理解下さい。

★印章・ゴム印製造、販売、卸し業関係者様の応募はご遠慮下さいませ。

★無償プレゼントにつきクレームは無しでお願いします。

★お知らせいただいた個人情報は、プレゼントの発送及び反響の確認以外に使用しません。

★ご応募者様が多い場合は追加作成致しますが、写真とは異なるデザイン・サイズの場合があります事をご容赦下さいませ。

ご応募の締切は2021年12月15日とさせていただきます。


ブログ編集者


江戸時代風

印譜は明治時代のものですが、タイトル通り作風は江戸時代風の印鑑です。

江戸時代の手彫り印鑑

茨城県土浦市の和菓子屋さんですね。

検索したら大町は現存するようですが、大野屋さんというお菓子屋さんは載っていませんでした。 残念。

江戸時代の手彫り印鑑

大きな印鑑です。


ブログ編集者

干支ゴム印プレゼントはこちらクリック

-------------------------------------------------

平林惇徳の石碑です(1760年) 大篆風 柳葉篆・笹文字 心越 三井親和 今體派(今体派)の作風です

撮影は先月ですが、不忍の池の平林惇徳の揮毫による大篆風の石碑です(1760年)

もうこのブログでは3~4回目の紹介でしょうか。

大篆風、別名:柳葉篆・笹文字で、心越から三井親和に続く今體派(きんたいは)の作風です。

平林惇徳の石碑  大篆風 柳葉篆・笹文字 心越 三井親和 今體派


平林惇徳の石碑  大篆風 柳葉篆・笹文字 心越 三井親和 今體派


明治時代の角印

明治時代の印譜から角印の紹介です。

手彫りの角印

横の字配りの場合は印影の状態で右から左へ読みます。

ですので、この場合は「酒井」様です。

この「井」は折り畳みの多かった明治時代ならではの作風ですね。

手彫りの角印

これも明治時代ならではの崩し+太枠・細字で素晴らしい作風ですね。


ブログ編集者

----------------------------------------------------------

靖国神社

夕方の靖国神社です。

政治的思想は一切なく、印章会館へ行った時、雲一つない夕方の景色が美しかったので1枚撮りました。

プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR