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バランスのいい印鑑

明治時代の驚愕印譜からですが、この印譜にある印影全てが驚愕という訳ではありません。

明治時代の手彫り印鑑 驚愕印譜

タイトルはあまり気にしないで下さい。

今回の印影を「バランスがいい」としてしまうと、「では他の印影はバランス悪いの?」と解釈されなくもないですので。

202183pir2.jpg

一見平凡に見えるかも知れませんが、素晴らしい印篆が輪(枠)の内側に整って収められていますね。

これは前記事の3枚印影の写真がある一番下「ハ」の印影と作風は同じです。

別々の資料ですが、いい物は同じという事がわかりますね。

もちろん全てのはんこの作風がこの様になってしまってはつまらないです。

バラエティーに富んでこそ、いい物が光るのですからね。

最近、といってもここ30~40年前からは「はんこの文字は印面いっぱいに広げなければいけない」という間違った認識が生まれて、それに伴い「いい作風」が少なくなってしまいましたが、このブログでは昔のいい作風を今まで通り紹介させていただきます。

明治時代の印鑑 印譜

24ミリの大きな印鑑です。

明治時代の印鑑 印譜

たまに私が「はんこの原点は四角で、篆書もそれに従い角ばらせるようになった」と書く事がありますが、「角印に合わせて角ばらせるってどういう事?」と疑問に感じる方は、これ↑を見ていただければ、細かい説明は不要でご理解いただけるのではないでしょうか。



ブログ編集者

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駒形橋 隅田川

これは隅田川に架かる駒形橋です。

調べた訳ではありませんが、オリンピックに合わせたライトアップでしょうか。

綺麗ですね。

蔵前橋 隅田川

これは蔵前橋です。

オリンピックもそろそろ後半戦(?)でしょうか。

日本人が金メダルをとってくれるのは嬉しいのですが、私はこんな大変な時期に遥々日本に来てくれたのに、惜しくも敗れて涙を流す外国の選手がかわいそうで、かわいそうでなりません。

少数派でしょうが、私と同じ考えの人も中には居るのではないでしょうか。


プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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