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明治時代の手彫り印鑑 印譜 

「随分久しぶりの更新となりました」 と過去に同じ言葉を何度書いた事でしょうか 。

明治時代の手彫り印鑑印譜より。

明治時代の手彫り印鑑 印相


明治時代の手彫り印鑑

珍しい小判型の木口の白文です。

明治時代の手彫り印鑑

いい感じですね。

この畳篆風の折り畳み。

篆書体 角印

これもいい折り畳みですね。

柳葉篆 明治時代

柳葉篆

明治時代の手彫り印鑑 

この印影から明治後期という事がわかるのですが、ごめんなさい。
撮影時は気付かなかったのですが、だいぶピンボケですね・。

十體千字文

印譜ではありませんが、明治時代の字典です。

今の字典には載っていない作風が多々あるので、貴重な資料となっています。

ブログ編集者


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不忍の池

何度も載せていますが、上野の不忍池(しのばずのいけ)です。

上野6丁目

ここはアメ横と隣接する上野6丁目です。

緊急事態宣言中で飲食店には営業自粛が出ていますので、20時を過ぎると深夜になってしまったみたいな光景になります。



明治初期の印譜

明治時代初期の手彫り印鑑 印譜です。

明治時代初期の手彫り印鑑 印譜

明治初期の手彫り印鑑

役所の印ですね。

昔の役所は今と比べて格段に押印する回数が多かった事でしょうから、耐久性の強い太枠がベストですね。

明治初期の手彫り印鑑

情緒豊かな商店の印ですね。

黒肉が良く似合います。

太枠・細字 篆書体

これもずっしりとした太枠ですね。

耐久性がいいのはもちろんですが、太枠と極細の篆書体で全体のバランスも考えての作風です。

素晴らしい。


ブログ編集者

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河津桜

今日撮ったものではなく、2週間位前に不忍の池で撮った桜です。

河津桜と書いてありました。

早咲きの桜なのでしょうかね。

これも今日撮ったものではありませんが、柴又帝釈天の参道です。

情緒豊かないい雰囲気ですよね。

柴又帝釈天

千字文

今回は久しぶりになりますが印影は無く、印章資料の紹介です。

九畳篆 篆隷千字文

畳篆マニアさん、柳葉篆マニアさん(なんて居るのでしょうか?)が見たら大変喜ぶ資料です。

九畳篆 篆隷千字文

明治34年の資料である事がわかります。

九畳篆 篆隷千字文

畳篆の特徴は、同じ様な折り畳みを繰り返すところにあるのですが、画数の多い文字より、少ない文字の方が似会います。

ここのところ畳篆のお問い合わせが多いので、ちょくちょく参考にさせていただいているのですが、千字文が故、千文字しか載っていませんので無い文字も多く、その場合は偏や旁から応用します。

九畳篆 篆隷千字文

画数が多くてはいけない訳ではありませんが、通常の印篆とあまり変わらなくなる場合が多いです。

柳葉篆 千字文

これは柳葉篆(笹文字)です。

形の整った柳葉篆ですね。

柳好きにはたまりません。


ブログ編集者

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浅草寺近くに行く用事がありましたので、せっかくですから浅草寺にも行ってきました。
(今日撮った写真ではありません)

浅草寺


浅草寺

浅草寺

ほとんど人が居ませんが、深夜ではありません。

浅草寺


浅草寺


浅草寺


浅草寺



浅草寺



浅草寺の桜



柳葉篆の石碑


浅草寺と言えば私にとってはこの石碑です。

説明はこちら。↓

柳葉篆の石碑


柳葉篆の石碑

何度かブログで紹介していますが、江戸時代の柳葉篆の希少な石碑です。

柳葉篆の石碑

「文化十四年」の「四」が途切れて撮ってしまいましたが、説明板を読みますと文化十四年の建立である事がわかりますね。


プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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