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唐草文様の印鑑

前の投稿から1カ月以上経ってしまいました。

「忙しかった」とか言っても言い訳に過ぎません。

コロナで激変する世の中、今後どうなってしまうのでしょうか。

それはさて置き、今回も明治時代の印譜からです。

印相体 手彫り印鑑

これは私が説明しなくてもパッと見ただけで素晴らしいとわかる印鑑ですね。

親子二重枠に古風な細印篆、左右の空間に唐草をあしらい三拍子揃った素晴らしい印鑑です。

唐草をあしらうのは、もちろん縁起を担いでです。

「縁起を担ぐ」といっても、文字が印相体では縁起が悪くなるので、(印相体)ではいけません。

もっとも、この時代に印相体は存在しなかったので、印相体であるはずはないのですが・・・


ブログ編集者

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先日久しぶりに取材がありました。

といっても日本の会社からではありません。

ARDドイツテレビさんから「デジタル化が進み紙のない文化になる一方、その伝統を守ることと、なぜ判子が大切なのか」という点について取材をしたいとの打診を受け、最近急に出てきた「ハンコ叩き」か否かを確認したところ「あくまでも印章文化を守る大切さを念頭に取材を」という事したので、受ける事にしました。

印相体 手彫り印鑑

「受ける事にしました」とか聞き方によっては上から目線に聞こえてしまいそうですが、そんな気は無く、印章文化を知ってもらえる力になれれば幸いという気持ちで取り組みました。

印相体 手彫り印鑑

撮影の大半は手彫りをしているところです。

手順は私任せにしてくれたので、私が行ったのは手彫りの醍醐味である字入れからの荒彫りです。

撮影の都合上、ショーウィンドウ上で手彫りをする事になったのが辛かったです。

普段より30センチぐらい前に突き出た状態で手彫りをしたのです。

言葉では説明しづらいのですが、要するに前につんのめった状態で彫ったという事です。

といっても、ARDドイツテレビさんの方々は非常に紳士的で、終始いい雰囲気で撮影が行われました。

私としても勉強になる事がいっぱいの撮影でしたが、やはり動画の撮影は疲れますね。

印相体 手彫り印鑑

放送はドイツで7月17日だそうです。

ドイツテレビですから当たり前ですね。

日本では放送されないそうです。

親子二重枠

明治時代の手彫り印鑑 印譜より。

印相体 手彫り印鑑

親子二重枠に姓を横、名を縦に字配りしたバランスのいい作風です。

現在この様な作風で印鑑登録の可否は各自治体で異なりますので、個別にご確認下さいませ。

大抵電話で確認してくれますが、この作風を口頭で説明し、役所の担当者さんにきちんと伝わるかが問題ですよね。


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Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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