KF本チャリイブシフクリンケース
今回は恐縮ですが、お客様から有難いアドバイスをいただきましたので、宣伝をさせていただきます。

幻のKF本チャリイブシフクリンケースです。
KF本チャリならではの「艶消し感」、これは他のケースでは見られない絶妙な渋さで、それプラス枠がイブシフクリンになりますと
何とも言えない趣があります。

これは大正時代の印章カタログですが、チャリケースが紹介されていますね。 (↑製造元はKFケースか否かは不明です)
「チャリ」とは、明治時代に日本に皮革加工技術を指導したチャールス・ヘンニクル氏の名からチャリ革(茶利革)と呼ばれ、
主に山羊皮をモミ加工した革を指します。 (ゴートチャリとは異なります)
以前にも書きましたが、KF印章ケース用のチャリ革を加工していた職人さんがお亡くなりになり、同等のチャリ革を加工
する職人さんが途絶えてしまったので、KF印章ケースとしては既に生産を終了したケースです。
「チャリ」と言ってもピンとこない方がほとんどでしたので、当店では以前「チャリモミケース」として販売しておりましたが
ゴートチャリと混同されてしまわないよう、途中から「本チャリ」と名前を変えて販売していたケースです。
既に生産を終了したからといって、「幻」とは言い過ぎでは?と思われるかも知れませんが、本チャリ+イブシフクリン
という組み合わせは、作成そのものが大変少ないのです。

イブシフクリンとは
漢字表記は燻し覆輪ですが、製造元の仕様をそのまま表記しカタカナでイブシフクリンと呼んでいます。
燻しは赤銅メッキの事で、覆輪とは甲冑、鞍、太刀などを縁取りした飾りを指します。
写真で枠の周りに縄状の飾りが付いているのが覆輪です。

これの15ミリ×60ミリ用の内側仕様が鶴亀+赤の最後の1品を紹介させていただきます。

「あれ~?去年も 『最後の1品』 とか言ってなかったっけ?」 と疑問を感じた方へ。
前回のは内側が鶴亀+紺のもので、それは紛れもなく最後の1品でしたが、今回は鶴亀+赤で、同じ仕様では
これが最後の1品となります。
「嘘つき」と呼ばれたくないので、正直に言いますが、(この仕様は最後であるものの)本チャリイブシフクリンはあと数種。
本チャリ+メッキ枠もあと数種残っております。
それらも順次販売させていただく予定です。
幻のKF本チャリイブシフクリンはこちら→ KF本チャリイブシフクリン15ミリ×60ミリ用鶴亀+赤
尚、これも「嘘つき」と呼ばれたくないので、予めお伝えしておきます。
先ほど「KFケース用の本チャリを加工していた職人さんがお亡くなりになった」と書きましたが、この世から本チャリが
消えてしまった訳ではありません。
あくまでもKF印章ケース用の本チャリ革職人さんがお亡くなりになったのであり、他の本チャリケース
の試作品を実は用意してあります。
でも・・・
上の写真の様なKFならではの艶消し感はここまでありません。
しかも、他社さんではイブシフクリンはありません。
でも、本チャリファンの方々の為に他社さんの本チャリケースも順次紹介させていただきますので、
宜しくお願い致します。
ブログ編集者
---------------------------------
また「休日の楽しみ」である茨城県です。

舗装された道路、電線、ビニールハウスなど、文明的なものが多く写っていますが、中央奥に小さな集落があるのは
わかるでしょうか。
今でこそ車で5分ぐらいのところにコンビニがありますが、近くに街はありません。

何度かこのブログで紹介させていただきましたが、人里離れた場所の神秘的なお寺です。
三つ又に分かれた中央の石段の上に神秘的なお寺があります。
「人里離れた」と書きましたが、テレビの「ポツンと一軒家」と比べると大した山奥じゃないと言われてしまいそうな場所です。
それに一軒家ではないですし・・・
それにしても、交通の不便だったその昔、どうしてこんな不便なところに集落を作ったのでしょうか。
実に不思議です。

三つ又を右に行ってしまいますと、民家になりますが、(電気などは通っているものの)タイムスリップした様な家です。

(何度も書きましたが)重機も無い時代に建設は大変だったのではないかと思います。
市のホームページで見ますと、建立は平安時代初期とあります。
建物は当時のままとは思えませんし、この石段もいつ造られたのかはわかりませんが、この崩れ方からして重機など無い
昔に造られたのではないでしょうか。

修行僧が居そうなお寺ですね。
無人ですが、草はきちんと刈られ管理が行き届いております。


グーグルマップで見ますと「ポツンと一軒家」どころか、20世帯位ありますが、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気が
好きでたまに訪れます。

なぜ行き止まりのこんな不便な山道に集落を作ったのでしょうかね。

煽り運転ですっかり注目の的となってしまった常磐高速ですが、私は常に一番左の車線を通りますので、煽られる事はないですね。
まあ、 「早く行け」 とばかりに後ろぴったりに付けられる事は日常茶飯事ですが・・・

幻のKF本チャリイブシフクリンケースです。
KF本チャリならではの「艶消し感」、これは他のケースでは見られない絶妙な渋さで、それプラス枠がイブシフクリンになりますと
何とも言えない趣があります。

これは大正時代の印章カタログですが、チャリケースが紹介されていますね。 (↑製造元はKFケースか否かは不明です)
「チャリ」とは、明治時代に日本に皮革加工技術を指導したチャールス・ヘンニクル氏の名からチャリ革(茶利革)と呼ばれ、
主に山羊皮をモミ加工した革を指します。 (ゴートチャリとは異なります)
以前にも書きましたが、KF印章ケース用のチャリ革を加工していた職人さんがお亡くなりになり、同等のチャリ革を加工
する職人さんが途絶えてしまったので、KF印章ケースとしては既に生産を終了したケースです。
「チャリ」と言ってもピンとこない方がほとんどでしたので、当店では以前「チャリモミケース」として販売しておりましたが
ゴートチャリと混同されてしまわないよう、途中から「本チャリ」と名前を変えて販売していたケースです。
既に生産を終了したからといって、「幻」とは言い過ぎでは?と思われるかも知れませんが、本チャリ+イブシフクリン
という組み合わせは、作成そのものが大変少ないのです。

イブシフクリンとは
漢字表記は燻し覆輪ですが、製造元の仕様をそのまま表記しカタカナでイブシフクリンと呼んでいます。
燻しは赤銅メッキの事で、覆輪とは甲冑、鞍、太刀などを縁取りした飾りを指します。
写真で枠の周りに縄状の飾りが付いているのが覆輪です。

これの15ミリ×60ミリ用の内側仕様が鶴亀+赤の最後の1品を紹介させていただきます。

「あれ~?去年も 『最後の1品』 とか言ってなかったっけ?」 と疑問を感じた方へ。
前回のは内側が鶴亀+紺のもので、それは紛れもなく最後の1品でしたが、今回は鶴亀+赤で、同じ仕様では
これが最後の1品となります。
「嘘つき」と呼ばれたくないので、正直に言いますが、(この仕様は最後であるものの)本チャリイブシフクリンはあと数種。
本チャリ+メッキ枠もあと数種残っております。
それらも順次販売させていただく予定です。
幻のKF本チャリイブシフクリンはこちら→ KF本チャリイブシフクリン15ミリ×60ミリ用鶴亀+赤
尚、これも「嘘つき」と呼ばれたくないので、予めお伝えしておきます。
先ほど「KFケース用の本チャリを加工していた職人さんがお亡くなりになった」と書きましたが、この世から本チャリが
消えてしまった訳ではありません。
あくまでもKF印章ケース用の本チャリ革職人さんがお亡くなりになったのであり、他の本チャリケース
の試作品を実は用意してあります。
でも・・・
上の写真の様なKFならではの艶消し感はここまでありません。
しかも、他社さんではイブシフクリンはありません。
でも、本チャリファンの方々の為に他社さんの本チャリケースも順次紹介させていただきますので、
宜しくお願い致します。
ブログ編集者
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また「休日の楽しみ」である茨城県です。

舗装された道路、電線、ビニールハウスなど、文明的なものが多く写っていますが、中央奥に小さな集落があるのは
わかるでしょうか。
今でこそ車で5分ぐらいのところにコンビニがありますが、近くに街はありません。

何度かこのブログで紹介させていただきましたが、人里離れた場所の神秘的なお寺です。
三つ又に分かれた中央の石段の上に神秘的なお寺があります。
「人里離れた」と書きましたが、テレビの「ポツンと一軒家」と比べると大した山奥じゃないと言われてしまいそうな場所です。
それに一軒家ではないですし・・・
それにしても、交通の不便だったその昔、どうしてこんな不便なところに集落を作ったのでしょうか。
実に不思議です。

三つ又を右に行ってしまいますと、民家になりますが、(電気などは通っているものの)タイムスリップした様な家です。

(何度も書きましたが)重機も無い時代に建設は大変だったのではないかと思います。
市のホームページで見ますと、建立は平安時代初期とあります。
建物は当時のままとは思えませんし、この石段もいつ造られたのかはわかりませんが、この崩れ方からして重機など無い
昔に造られたのではないでしょうか。

修行僧が居そうなお寺ですね。
無人ですが、草はきちんと刈られ管理が行き届いております。


グーグルマップで見ますと「ポツンと一軒家」どころか、20世帯位ありますが、江戸時代にタイムスリップしたような雰囲気が
好きでたまに訪れます。

なぜ行き止まりのこんな不便な山道に集落を作ったのでしょうかね。

煽り運転ですっかり注目の的となってしまった常磐高速ですが、私は常に一番左の車線を通りますので、煽られる事はないですね。
まあ、 「早く行け」 とばかりに後ろぴったりに付けられる事は日常茶飯事ですが・・・
封緘印
明治時代の印譜から封緘印の紹介です。

柳葉篆の小判型封緘印は以前にも紹介させていただいたかと思いますが、ここまで割印のような形のこちらはまだだった気がします。
と言いつつ、既に紹介済みでしたら失礼しました。
ブログ編集者

柳葉篆の小判型封緘印は以前にも紹介させていただいたかと思いますが、ここまで割印のような形のこちらはまだだった気がします。
と言いつつ、既に紹介済みでしたら失礼しました。
ブログ編集者
雷紋
明治時代の驚愕印譜からです。

この印譜が凄いのは、「驚かせる為」に作られた印譜ではなく、普段の注文品を集めただけの印譜という事です。
昔はごく日常の姿だった事が、今となっては驚きの技術である事。
これは印章以外でも沢山あると思いますが、まずは下をご覧下さい。

フルネームに龍紋とその外側に雷紋ですね。
今の開運デタラメ印鑑と違い、文字は正統派篆書体に縁起を担ぐ龍紋と雷紋をあしらった素晴らしい印鑑です。
一つの印鑑の中に手彫りでこれだけ納めるだけでも凄い技術なのですが、驚きはそのサイズです。

定規が少しズレてしまいましたが、直径はちょうど10ミリです。
しかも雑に彫られてはおらず、精巧な彫刻です。
ミリ以下のミクロの技術を日常で発揮していた明治時代の職人さんに脱帽です。
ブログ編集者

この印譜が凄いのは、「驚かせる為」に作られた印譜ではなく、普段の注文品を集めただけの印譜という事です。
昔はごく日常の姿だった事が、今となっては驚きの技術である事。
これは印章以外でも沢山あると思いますが、まずは下をご覧下さい。

フルネームに龍紋とその外側に雷紋ですね。
今の開運デタラメ印鑑と違い、文字は正統派篆書体に縁起を担ぐ龍紋と雷紋をあしらった素晴らしい印鑑です。
一つの印鑑の中に手彫りでこれだけ納めるだけでも凄い技術なのですが、驚きはそのサイズです。

定規が少しズレてしまいましたが、直径はちょうど10ミリです。
しかも雑に彫られてはおらず、精巧な彫刻です。
ミリ以下のミクロの技術を日常で発揮していた明治時代の職人さんに脱帽です。
ブログ編集者