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江戸時代の古文書より

今日は店休日でしたが、仕事上の申請書類の関係で仕事をしておりました。

と、先に簡単な更新になってしまった言い訳を書いておいて、画像は再登場ですが戦前の御朱印です。

畳篆の手彫り印鑑

畳篆風の素晴らしい印篆です。

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太枠・細篆書体

実は今回も再登場の印影です。

明治時代初期もしくは江戸時代末期のものです。

太枠細字(細篆書体)

「明治初期もしくは江戸末期」とは随分いい加減と思われるかも知れませんが、印譜に明治7年と書かれている部分があり、

明治7年前後のものである事はまず間違いないのですが、印影ごとの正確な年月まではわかりません。

それはさて置き、この時代に多かった折り畳みの多い印篆が丁寧に彫られた素晴らしい印影です。

どっしりとした太枠に、十分空間をとった字配り。

以前に「輪(円)の中に四角いスペースをとる」という事を書きましたが、文字部分の端4点を線で結べば四角くなるのは

おわかりですよね。

印篆は四角い印章に合う様に作られた篆書体です。

それが丸い印章にも合うように字配りされた印鑑です。

何度も説明してきたと思いますが、お札の肖像画側に押された日本銀行「総裁之印」も(太細の違いはありますが)同じ作風です。


素晴らしいものは何度再登場になってもいいですよね。


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印鑑帳

久しぶりの紹介となる江戸時代の印鑑帳です。

現在の印鑑登録制度の原点となったもので、江戸時代の庶民の実印が登録されている当時の公文書で大変貴重なものです。

1名分ずつ和紙で印鑑が貼り付けられている帳簿で、紙が剥がれやすく折れやすいので、私自身必要がある時以外は

開きません。

「必要がある時」とは、取材かブログに載せる時ぐらいなのですが・・・

印鑑帳 江戸時代 印相体

印鑑帳を紹介する度に書いている気がしますが、現在の淡路島にあった村のようです。

印鑑帳 江戸時代

雑に扱っている訳ではありませんが、これがパラパラと剥がれてきてしまうのです。

だから滅多な事では開かない様にしています。

印鑑帳 江戸時代

天保2年に印鑑登録されたもののようです。

印鑑帳 江戸時代 印相体

古文書は印鑑(印影)のみでなく、達筆を見る楽しみもあります。

印鑑帳 江戸時代

薄いのが残念ですが、薄いながらも鮮明な印影で、細枠・細印篆で無理に空間を埋めず、先日も書きました通り

輪(円)の中に四角い文字スペースが作られているのが明確にわかりますね。

古い官印(公印)はほぼ全て四角でしたので、篆書体もそれに合わせて四角が基本となる印篆が作られました。

角印用に作られた篆書体でも、丸の中にもきちんと収められる事を、この印影は示しておりますね。

いつもと同じセリフですが、素晴らしい印鑑です。

余談ですが「素晴らしい印章」ではなく、今回は堂々と「素晴らしい印鑑」と言えます。


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小判型印鑑

江戸時代の印鑑が続いたので、ここで明治時代の印譜に戻ります。

明治時代の印譜

今回は下段左から二番目の印影です。

小判型白文

「えっ?何で横?」と思われるかも知れませんが、今でも外人さんなどの文字数が多い印鑑は、小判型を横にして

彫る事がありますので、(数は少ないものの)特別珍しいものではありません。

でも小判型を横にし白文で彫るなんて、昔はバラエティーに富んでいていましたね。


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明治時代の印篆

タイトルは変えましたが、今回も明治時代の印譜からとなります。

明治時代の印譜

今回は中段右側の印影です。

ピンボケ↑ですが、ここのところ同じ説明を繰り返している「輪の中に四角」の雰囲気がピンボケ気味でもわかりますよね。

明治時代の印譜より印篆の手彫り印鑑

角印に合う様に作られた印篆ですが、丸い印にも合うよう四角いスペースで囲まれているのがよくわかる印影ですね。

加工は適切でないかも知れませんが、「四角いスペース」が今一つピンと来ない方の為に印影の上に四角を描いてみました。

印篆 印相体

私の説明が下手が故わからなかった方でも、これなら「輪の中に四角」が何を指しているのかわかりますよね。

もちろん、篆書体の印鑑は全てこうじゃなければいけない訳ではありません。

逆に「これでは空間が開き過ぎ」とか、「枠に何カ所文字が付いていないといけない」とか、「枠から文字が離れているのはダメ」

などという慣習は、きちんとした印章・印鑑の中ではありませんので、気になさらないで下さい。

加工する前の写真(2つ上)をご覧になって下さい。

枠には1カ所も文字が接しておりませんが、作風としては素晴らしいものです。

昭和になって印相体が創られ、それから「文字は枠に付けなければいけない」とか妙な話が作られ、

更に「上下のしるしはいけない」「ハンコを押す時に印面を見て一息付けて押していいか改めて考える」などという

「時代に逆行し、わざと不便なものを使う」という奇妙な話が創られてしまい、印章文化がすっかり変わってしまいました。

印相体 吉相体 上下のしるし

これは再登場の画像で東京印章協同組合の昭和40年代の印章カタログです。

印材を見て下さい。

暗くて見づらいものが2本ありますが、それも含めて全て上下のしるしが付いております。

巷の「上下のしるしは良くない」という謳い文句をちょっと批判調に書いてしまいましたが、このカタログが当店独自のカタログ

ではなく、印章協同組合のカタログだという事と併せて、上下のしるしの話を考えてみて下さい。

仮に「実印に上下のしるしは良くない」という話がきちんとした話であるならば、印章協同組合のカタログの見本の全てに

上下のしるしが付いているでしょうか?

個人の実印はこのページのみで、「実は他のページにしるし無しの実印見本が載っている」なんて事はありません。

ちなみにこのカタログに印影見本は沢山載っていますが、その中に印相体は一つもありません。

「上下のしるしは良くない」??

そう考えている方は、組合のカタログ+私の話をよ~く考えてみて下さい。

尚、組合の見本のみならず、昔の印章(ハンコ)は大部分が上下のしるし付きでした。(象嵌を除きます)

素晴らしい印篆から、いつの間にか話が変わってしまいましたね。

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勝手気ままな業界話の次は、単なる自己満足日記です。

茨城の自然

「またか?」

そうです。

行ってきましたまた茨城県へ。

たまには定点撮影スポットの反対側を・・・

茨城の自然

普段と違う郊外へ来ただけで気分がリフレッシュされます。

茨城の自然

夕方まで山の中で過ごし、帰ろうと思った時に雨が降ってきました。

この辺りはサイクリングやバイクツーリングの方が多いので、皆さんズブ濡れでかわいそうでした。

茨城の自然

ここから人工的なものを取り除けば山水画の様な光景ですが、私が撮ると平凡な写真にしかなりません。

茨城は高い山が少ないですが、それでも山に行くと心が洗われる気分になれます。





太枠・細篆書体

明治時代の印譜を続けます。

明治時代の印譜

実印とは印鑑証明用に登録された印章を指しますが、印章業界では普通フルネーム印を実印、姓またはお名前のみの印章を

認印と呼んでいます。

銀行印として使われるものでも、普通は銀行印とは呼ばれず認印と呼ばれます。

それはさて置き、ランダムでピックアップした印譜の1ページですが、ここには実印が7印影あります。

その内、6印影が太枠・細篆書体となっております。

篆書体でない(楷書体の)1印影は名前がひらがなの方です。

現在では印章字林という字典で篆書体風のひらがなが制定されていますが、当時はその様な字林はなかったので

「ひらがな名=篆書体以外の書体」でしたので、杉野さんの実印が太枠・細篆書体でないのは必然的です。

現在は「何でも有り」になってしまったので、「太枠・細字はダメ」と謳っているお店は少なくなりましたが、昭和40年代位から

それまでの印章の買い替えを促す為に「太枠・細字はいけない」と盛んに宣伝されたものでした。

太枠は文字を細くしても問題のない篆書体のみに用いられる作風です。(例外はありますが)

枠の太さと文字の細さでバランスをとった素晴らしい作風が出来るものが、開運印鑑商法の出現により今では

めっきり減ってしまったのが残念です。

そんな変わってしまった印章文化が頂点だった明治時代の印譜は、素晴らしい作風が多いです。

明治時代の印譜 手彫り印鑑

これは左ページの中央を拡大したものですが、右は「三村友吉」さんです。

横の直線しかない「三」と主に縦線で形成される「村」のバランスを考え大きさを変えてありますが、それでも違和感がありません。

篆書体以外の書体、例えば楷書体でその様な事をしてしまったら、文字の大きさの違いに違和感が生じますよね。

篆書体は、文字の画数に合わせて大きさやバランスを変えられる印章向きの素晴らしい文字なのです。

前回に続いて印相体の批判になってしまいますが、印相体の出現によって実務印の印章文化がメチャメチャにされて

しまいました。

ですので、正しい印章を知るには、正当な文献と印相体が創作される前の印譜を研究する事です。


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江戸明治印譜

ここのところ頻繁に紹介している江戸明治印譜からです。

江戸明治手彫り印譜  印相体

朱で押されている印影もありますので、この部分は明治時代なのかも知れませんが、黒印の雰囲気はまさに江戸時代です。

江戸明治手彫り印譜 

左の途切れた印影の唐草も気になりますが、それは近々の紹介という事で・・・

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印影の備中とは場所が異なりますが、行ってきました「江戸時代の雰囲気」の残る場所・茨城県へ。

茨城県の自然と古民家

いつもの定点撮影ポイントですが、写真の雰囲気が違いますよね。

実は深夜真っ暗な風景を、シャッタースピードを落として撮影してみたら、こんな写真が撮れたので載せてみました。

右側に青い光が見えますが、これは苺のビニールハウスで、光はハクビシン除けとの事です。

他の方からは「どうって事ない写真だけど・・・」と思われると思いますが、真っ暗でもこんな写真が撮れるんだと自己満足で

載せてしまいます。

という事で、ここからは徹底的に自己満足の写真です。

茨城県の自然と古民家

こちらは上の写真から1キロ位離れた場所からです。

連休最終日を前にしてどうするか迷っていたのですが、迷う位なら行ってしまおうと思い、22時半頃出発し

いつもの森には深夜に到着したのです。

東京の日中は暑かったですが、こちらは深夜という事もありかなり冷えていて、到着したらまず火を起こして暖をとり就寝。

朝遅めに起きて森林の伐採をと思っていたら腰痛が悪化してしまい、急遽田舎道のドライブに変更。

5日位前に自己流ストレッチをしたのが腰痛の原因だと思います。

茨城県の自然と古民家

茨城といっても広いですが、私がよく行く場所は江戸時代~昭和初期の雰囲気が味わえる場所で、今回は江戸時代編です。

(江戸時代の雰囲気と言っても、私が勝手に考えているだけで、建物が江戸時代の建立という意味ではありません)

コンクリートやフォークリフト、乗用車を除けば江戸時代という雰囲気だと思います。

ガラスやトタン板も除かないと江戸時代とは言えませんが、あくまでも「雰囲気」ですので、細かい事は不問にして下さい。

茨城県の自然と古民家

長屋門がそこらじゅうにあります。

今新築したらいくら位掛かるのでしょうか・・・?

茨城県の自然と古民家

他人様のお住まいですので、遠慮気味ながらも覗いてしまうと、母屋も江戸時代の雰囲気。

もちろん家の中にはテレビや電子機器があるのでしょうが、外観だけでもこんな江戸時代の雰囲気が至る所に残っている

のがいいですね。

茨城県の自然と古民家

長屋門が続きますが、これは瓦に「寿」と文字が入っていました。

茨城県の自然と古民家

全体を撮りきれませんでしたが、この長屋門は大きかったです。

茨城県の自然と古民家

周りは田んぼと森以外は何も無い様なところですが、豪邸ばかりです。

茨城県の自然と古民家

長屋門よりかなり小さいですが瓦が豪華で、門の中もやはり江戸時代の雰囲気です。

茨城の古民家

茅葺き屋根の民家も点在しています。

茨城の古民家

江戸明治印譜にも度々登場する山型屋号ですね。

茨城の古民家

ブロック塀の中なので、母屋の様に思えるかも知れませんが、これも長屋門です。

茨城の古民家

この長屋門は再登場です。

鯱瓦に見覚えがあります。

茨城の古民家

途中、古そうな神社を見つけたので参拝し撮影。

茨城の古民家

神社名は書いておらず、古い石碑も文字がすり減って読めませんでした。

柱の彫刻もかなり減っておりましたが、紗綾形模様だったので1枚撮影。

茨城の自然

帰り道、この先にあるトンネルを抜けると田舎、そして江戸時代の雰囲気とはお別れです。

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大篆風 小判型印鑑

明治時代の印譜から。

明治時代の印譜

今日はもしかすると、見開きのページと紹介するページが違っているかも知れません。

でも、同じ印譜からの紹介になりますので、ご容赦お願いします。

朱白文相間印 小判型印鑑 大篆風 印相体

巴型朱白文相間印ですね。(小判型)

文字は笹文字の柳葉篆(大篆風)です。

小判型印鑑 大篆風

こちらも小判型で、同じく笹文字の柳葉篆(大篆風)で、二重枠となっていますね。

古き良き時代の慣習を守りながらのポイントの利かせ方が素晴らしいです。

「この様な作風はどこのお店で作れるのでしょうか?」と考えた方、当店へどうぞ。


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「扁額巡り」

巡りなどと言ってしまうのは大げさですが、今回は千葉県松戸市の茂侶神社の扁額です。

松戸 茂呂神社

松戸 茂呂神社 印相体



古い印影

タイトルに深い意味はありません。

いつ彫られたものか詳しくわからない為、古い印影としました。

タイトルは平凡ですが、古い印影にはいいものが多いのです。

ありきたりの言葉ですが、「古き良き時代」とはまさにこの事です。

と前置きはこの辺にして・・・すみません、今回は過去の写真の再利用です。

大蔵大臣の公印

当店所蔵の古いお札(だったと思います)から、大蔵大臣の印です。

以前載せた写真そのままなのですが、パソコンで見るとかなり大きく拡大されてしまっていますね。

もう少し遠くから撮るべきでした。

やはり印影は原寸で見るのが一番ですので、これはいくら何でも大き過ぎました。

手彫り印鑑 角印

こちらは実押印影です。

今はたいてい定規を当てて撮っていますが、以前はこんな感じで大きさを比較していたのですね。

日頃角印に接している人であれば何となくの大きさはわかると思いますが、日常で接していない人にはピンと来ないですよね。

尋常小学校の印鑑ですので戦前の印影なのは間違いないと思うのですが、明治か大正か、昭和なのかはこの印譜を

探し出して見つけないとわかりません。

「きちんと整理しないと」と思ってはいるのですが、日常の仕事に追われ手付かずとなってしまっています。


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小判型印鑑(横)

明治時代の印譜からです。

明治時代の手彫り印鑑 印相体

法人用印鑑は現在と違って華やかで大きいサイズが多いです。

(尚、個人の印鑑は今よりかなり小さい傾向がありました)

明治時代の手彫り印鑑

親子二重枠に端麗な隷書体の素晴らしい印鑑です。

よく見ますと紙屋さんの様ですが、何と印章も扱っていたお店の様です。

虫食いにより一部印影が見えなくなってしまっているのが残念です。

左にある長方形の「発電畧号」(略号)という印文も気になります。

どんな意味なのでしょうか。


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朱白文相間印

明治時代の印譜を続けます。

明治時代の印譜 印相体

今回は下段左から二番目。

朱白文相間印 朱白文相関印

山型屋号が「日本のいい文化」を象徴している気がしますが、端正な隷書体も素晴らしいです。

これも朱白文相間印ですね。

白文部分が太目に彫ってあるのはおわかりでしょうか。

白文は文字を太目に彫らないと、朱文より文字が痩せて見えてしまうのです。

白文が太目でも違和感がないですよね。

計算し尽くされた素晴らしい印影です。

パソコンで拡大され過ぎます実物とイメージが大きく異なってしまいますので、今回はいつもより小さ目の写真で・・・


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親子二重枠

黒で押された江戸時代の印影は江戸の情緒が味わえる素晴らしいものですが、「華」という面では朱で押された明治時代の印影ですね。

明治に入りハンコは庶民に広がり、印章文化も向上していきました。

そんな明治時代の手彫り印鑑印譜からです。

といってもいつも掲載している印譜ですが・・・

明治時代の手彫り印鑑

撮影と掲載では時差があるので、また別ページと間違えてしまったかも知れません。

でも同じ印譜からの紹介です。

明治時代の手彫り印鑑 印相体

がっちりとした親子枠二重が「ハンコらしさ」を表現されている素晴らしい印鑑です。

「たつ」さんというひらがな名の方の印鑑でしょうか。

ひらがなはご存じの通り、日本独特の文字です。

古来中国で作られた篆書体にひらがなはもちろんありません。

今では印章字林という字典でひらがなの篆書体が制定されているので、ひらがな名の方の印章も篆書体(風)に作成

できますが、印章字林が出来る前は、一般的にひらがな名の印章は楷書体にするのが普通でした。

右の印影は半分近く途切れてしまいましたが、これも太枠・細字にこの時代特有の折り畳みの多い印篆で、素晴らしい作風です。

親子二重枠 印相体

もう何回も書いてきた事ですが、印鑑は原寸で見るのが一番です。

パソコンで直径9ミリになる位まで画像縮小をしてしまうと、細かい部分がハッキリしなくなる場合が多いので

原寸ではないものの、少し小さ目に写真を縮小してみました。


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江戸時代の印鑑

江戸明治印譜より

江戸時代の印鑑 印影 


江戸時代の印鑑 印影 印相体

船の印鑑でしょうか。

江戸情緒たっぷりのこの作風と黒印。

でも、いくつか前の印影と似ていて変化がない?でしょうか。

では、いずれ印譜ではなく古文書も久しぶりに紹介させていただこうかと思います。

江戸時代の古文書の印鑑 印影 

印譜は印影の宝庫ですが、その印鑑が実際に使われていた古文書も素晴らしいものは印章人にとっては宝物となります。

江戸時代の古文書の印鑑 印影 

今回は勿体ぶった予告編ですみません。


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屋号入りの印鑑

明治時代の手彫り印鑑 印譜から。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

今回は左ページ左端の中段を紹介。

曲尺屋号と印篆 印相体

曲尺(かねじゃく)屋号+折り畳みの多い印篆で、この様な長方形は江戸時代に多かった作風です。

先日もお伝えしましたが、同じ江戸時代の作風でも、朱で押されていると華がありますね。

同じ作風でも黒印は江戸情緒、朱印は華。

ハンコは、押されている色でもガラリとが変わるものですね。


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明治時代の畳篆風手彫り印鑑

すみません。

今回は過去に紹介させていただいたもので、今回再登場となる印影です。

明治時代の手彫り印鑑

明治時代の手彫り印鑑印譜ですが、この印譜は細密さと篆書の作風どちらをとっても素晴らしい印譜です。

明治時代の完全手彫り印鑑

畳篆風の折り畳みが時代を現しています。

完全手彫り印鑑 印篆

紛らわしい位置に定規を当ててしまいましたが、恐らく10.5ミリでしょう。

文字の素晴らしさはもちろん、彫刻の細密さも圧巻です。

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今日は過去の写真を再利用してしまいましたが、実はここの金土日でお祭りがあり、明日も朝五時に起きて仕事前に

後片付けがあるので、再利用での更新とさせていただきました。

下谷神社 宮出し

「東京の下町で一番早いお祭り」と呼ばれる東京都台東区にある下谷神社のお祭りです。

今年はお神輿の宮出しで花棒を担げるので、頑張って朝4時半に起きて行ったのですが、私は神社側から撮影を頼まれて

急遽素人の即席カメラマンに変身して撮りました。

でも、神社の公式の撮影を私なんかで大丈夫だったのでしょうか・・・

他の撮影者さんは重厚な器材に脚立を準備していましたが、私は脚立も三脚もなく単にカメラ1台で撮るだけです。

睦会の仲間が「半纏まわすから担ぐ?」と気を遣ってくれましたが、宮出しのほんの何分かの間に撮影と神輿担ぎの

両方は厳しいので、今回は涙を飲んで撮影に徹しました。

下谷神社 宮出し 天狗


下谷神社 宮出し

とても厳かな雰囲気の中で行われるので、宮出しで荒れる事はありません。

鳥居を出たところで地元町会に引き渡され、宮出しは終了。

町内渡御では担ぎましたが、宮出しも担ぎたかったな~


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小判型と畳篆

明治時代の手彫り印鑑 印譜の続きです。

明治時代の手彫り印鑑

小判型の印鑑です。

今では「親展」や「至急」はほぼゴム印ですが、この頃は木口でも作っていたのですね。

手彫り印鑑

すみません、これ↑は例によって過去に掲載した写真の再登場です。

(上の印影と同じ印譜です)

手彫り印鑑

これはまさしく畳篆ですね。

畳篆風ではなく、ここまで折り畳まれればれっきとした畳篆と言えるでしょう。

一文字ずつ縦と横の入れ替えで畳篆を形成している、素晴らしい職人技です。


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學校積金書上帳

何回目かの紹介となりますが、久しぶりの學校積金書上帳です。

明治時代の手彫り印鑑

印譜ばかりではなく、印鑑が押されている古い書類も印章人にとっては参考になる資料です。

明治時代の手彫り印鑑 印相体

明治9年の書類ですね。

明治一桁の書類というだけで気持ちが高まります。

あくまでも書類が明治9年に作成されたのであって、江戸時代に彫られた印章で押された印影も多い事でしょう。

明治時代の手彫り印鑑

千葉県の書類ですね。

明治時代の手彫り印鑑 印相体

今回は見開き右側のページの印影を紹介させていただきます。

明治時代の手彫り印鑑

江戸時代から間もないこの頃は、印影見本や字典の流通も不十分で、古文書には自己流の様な印鑑も多く見られます。

明治時代の手彫り印鑑

もちろんあっと驚くような素晴らしい作風の印も中にはありますが、古文書の多くにはそんな事を連想させる印影も多いです。

朱で押された左の太枠・細字の印影をはっきりと見たいものですが、擦れと虫食いで完全な形で残っていないのが残念です。

明治時代の手彫り印鑑 印相体

これも一風変わった作風ですね。


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江戸明治印譜

またまた江戸明治印譜からです。

江戸明治印譜 印相体

朱で押された御菓子司や御朱印の様な印影が目立ちますが、今回はこちら。

江戸明治印譜 

私の大好きな唐草模様入りの印です。

印章に限りませんが、今の時代に「江戸時代風」として唐草模様をあしらった製品という事ではなく、リアルタイムでの唐草です。

まあ、伝統模様に興味ない方からは「それがどうした?」と言われそうですが、江戸時代の唐草模様の印鑑は、

伝統模様好きにはたまらない作風です。


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笹文字九畳篆

大正時代から戦前位までの印影資料を切り貼りで集めた資料です。

戦前の印譜

写真は今日撮ったものですが、希少な印影がありましたので再登場で紹介させていただきます。

戦前の印譜 印相体

社務所(社務所?)の印でしょうか。

これは畳篆ですが、起筆と終筆が笹文字になっている大変珍しい畳篆です。

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3文字の実印

明治時代の印譜からですが、この印譜は久しぶりの紹介となります。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

今回の紹介は明治~戦前までに多かった篆書体の太枠細字(中輪細篆書体)です。

太枠・細字 印相体

印影は原寸で見るのが一番ですので、今回はいつもより縮小しました。

(といっても原寸ではありません)

篆書体のいいところ(の一つ)は、姓1文字、お名前2文字など、姓と名との文字数が異なる場合でもバランスを

とれるところです。

これが仮に楷書体だったりしますと違和感が生じる事は、見本がなくてもおおかたご想像いただけるかと思います。

それを明治時代ならではの絶妙な折り畳みで巧みに形付けている、素晴らしい実印です。

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行ってきました また茨城県へ。

仕事が残っていても、休暇はとらせていただいております。

茨城の自然 

ここはよく立ち寄る休憩所です、

このサイズではわからないかも知れませんが、写真中央のビニールハウスの上に瓦屋根に隠れて茅葺き屋根の家があります。

かなり立派な家で、私は近くまで行って見た事ありますが、普通に居住しているお宅ですので、今回は遠方から眺めるのみ。


茨城の自然 

先週は下谷神社、この金土日は三社と東京ではお祭りが続いておりますが、私は先週とはうって変わって郊外へ。

上とは別の場所で写真は撮りませんでしたが、手作業での田植えをしている方も居らっしゃいました。

茨城の自然 グミ

これはグミの木ですが、実の多くが手の届かないところになっています。

茨城の自然 グミ

ですが、頑張って手を伸ばしてつまむと・・・おいしいです。

サクランボの様な甘酸っぱさで、最後は渋みが口に残る感じです。

ネットで検索しますと健康に多少の効用もある様ですので、「良薬口に苦し」と思えば渋みも心地よくなります。

皮のまま食べられますが、スーパーでは見掛けませんね。

日持ちせず、食べられる部分が僅かだからだと思いますが、実際の理由はどうなのでしょうか。

茨城の自然 ヤマユリ

笹そっくりですがヤマユリ。

うまく育って無事花が咲いてくれるのを待ち望みます。

茨城の自然 印相体

いつもと同じく渋滞無しでしたが、疲れたのでサービスエリアにて15分ほど仮眠して安全運転で帰りました。


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明治時代の印章カタログ

いつもと似たタイトルですが、「印譜」と「カタログ」の違いはわかりましたでしょうか。

サブタイトル「勿体振り」

漢字で書くとよく意味が伝わらないと思いますが、要するに出し惜しみです。

印章資料をケーキに例えます。

異論はあるかも知れませんが、ケーキの華は苺だと仮定します。

苺を食べるタイミングは人それぞれだと思います。

・真っ先に苺を食べる人
・一番最後に苺を食べる人
・後半に苺を食べる人
・順番は気にしない人

私は後半派ですね。

これを読んで「何のこっちゃ?」と思われる人も居ると思いますが、自分のお気に入りの印章資料をいつ紹介するかです。

ブログ記事は600話を超えましたが、まだ紹介していない資料もたくさんあります。

「苺は後半にとっておく」とはこの意味です。

明治時代の印章カタログ  印相体

今まで大正時代の印章カタログは何度も紹介させていただきましたが、明治時代の印章カタログはほとんど紹介していません。

「明治も大正もそう変わらないだろ?」

と思われるかも知れませんが、印材の形状など大正時代とは明らかに異なります。

2寸丸棒(=一般的な実印の形)などは、まずありません。

ですので、一部印相屋さんが「印鑑の長さは60ミリである必要がある」という話は伝統的な話ではないという事が

資料からも裏付けされます。

もちろん印相体が作られる前ですので、書体見本に印相体はありません。

明治時代の印章カタログ 

朝明? いえ、明朝体です。

「えっ?いくら明治時代でも木口に明朝体なんて使われていたの?」と思われるかも知れませんが、ゴム印と共用の見本で

明朝体はゴム印の事ですね。

手彫り護謨印 印相体・吉相体・篆書体

実は苺(明治時代の印章カタログ)は前にちょこっとだけ紹介していました。 (この写真は再利用です)

右から左へゴム印が護謨印と書かれていますね。

驚きだと思いますが、ゴム印は手彫りより鋳造が先に生まれたという事はご存じでしょうか。

ゴム印は木口より歴史が浅く、鋳造ゴム印は舶来し、手彫りゴム印は日本で生み出されたもので、信じられないでしょうが、

歴史で言いますと、鋳造の方が早いのです。

ちなみにこれは老舗のおそば屋さんから聞いた話ですが、蕎麦の麺も手打ちより機械打ちの方が早かったとの事です。

「いくら何でもそれは間違いでしょ?」と私も思いましたが、昔の蕎麦は今の様に細い麺状ではなく、お団子の様で

形が大きく違っていたので、今の様な細麺にして食べる様になったのは、製麺機が出来た後になってからとの話でした。

まあ、これは私が調べた事ではなく、知人から聞いた話ですので・・・


ブログ編集者


図柄の印鑑

明治時代の実務印 印譜より。

明治時代の手彫り印鑑印譜 印相体

遠目に見えもわくわくするページですね。

明治時代の手彫り印鑑印譜

山型屋号入りの受け取り印もいいものですが、やはり目につくのは左の図柄入りの印鑑でしょう。

明治時代の手彫り印鑑印譜  印相体

何に使われたハンコだったのでしょうか。

明治時代の手彫り印鑑印譜

使われたのはもちろん明治時代。

図柄も時代に似合う情緒ある絵で素敵なハンコですね。



ブログ編集者

明治印篆

明治時代の印譜からです。

タイトルに深い意味はありません。

明治時代の手彫り印鑑 印譜 印相体

3文字×3列の印篆が整った字配りで彫られた印鑑です。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

明治時代の印譜である事が明確にわかる印鑑です。

今はまずゴム印で作られるものですが、当時は印章の方が多かったですね。

よく見ると銀行の印鑑です。

明治時代の手彫り印鑑 印譜 印相体

サイズもかなり大き目ですね。


ブログ編集者

明治時代の角印

印章文化が最も華やかだったのは、明治時代です。

という事で、明治時代の手彫り印鑑実務印 印譜を続けます。

明治時代の手彫り印鑑 印譜


明治時代の手彫り印鑑 印譜

素晴らしい印篆ですが、写真を縮小しておきべきでした。

例によってすみませんが、パソコンからご覧いただいている方は、モニターから少々離れて遠目でご覧下さい。

明治時代の手彫り印鑑 印譜 印相体

やはりこの見開きページではんこらしい印影はどれかと言えば、これでしょう。

素晴らしい印篆です。

下段中央は「門」という字ですが、この折り畳みは参考になります。

もちろん他の文字の折り畳みもですが。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

昔は、個人の印は今より小さ目で、一方法人印は今より大き目が多かったです。


ブログ編集者

山形屋号入り印鑑

明治時代の手彫り印鑑 印譜を続けます。

明治時代の手彫り印鑑 印譜 印相体

江戸時代に多かった山形屋号入りの印鑑です。

江戸時代は黒肉で押されたものでしたが、朱で押された明治時代の印影もいいものですね。

撮影した時は気付かずブログに載せる時に気付いたのですが、印譜が折れており「書留」の印影が見づらくなっております。

100年以上前のもので、(出版物ではない為)一つしかない印譜は大切に保存しなければいけないのに、気付きませんでした。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

こちらは曲尺(かねじゃく)屋号入りの印鑑です。

今はまず彫られない作風で、しかも(今はこの様な印は)通常ゴム印で作られるので、この時代の職人さんは凄かったですね。


ブログ編集者

江戸印篆

明治印譜を続けます。

タイトルに深い意味はありません。

江戸~明治時代の実務印に多かった印篆で、山形屋号入りの情緒ある作風ですので、私が勝手に江戸印篆

と名付けただけです。

明治時代の手彫り印鑑 印譜 印相体

印篆の左右に楷書体を大きさ違いで配置する事で強弱が付き、全体のバランスが調和のとれた素晴らしい作風です。

昔は当たり前でしたが、今書類にこんな印鑑が押されてきたら嬉しいですね。

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ここからは自己満足日記です。

またいつもの茨城県です。

茨城の自然 石岡市

このトンネルを抜けると江戸時代に突入です。

毎回同じ事を書いていますが、これはもちろん川端康成さんの「トンネルを抜けるとそこは雪国であった」を真似た言葉です。

電線や舗装道路はもちろん、飲食店もコンビニやスーパーもあり「どこが江戸時代なんだ?」と言われてしまう事でしょうが

このトンネルを境に平坦な土地から山がちになり、より自然が深まって農家が多くなるので、私が勝手に名付けているだけです。

江戸印篆と同じです。

茨城の自然 石岡市

ちなみにこれ↑はトンネルを抜けたところです。

茨城の自然 石岡市 印相体

この茅葺屋根は、先週(普通に暮らしている居宅の為)遠慮して遠くから撮影したのですが、今日は前を通過し写真だけ

撮らせていただきました。

茅葺というだけでなく、庭も含めかなりの豪邸です。

茨城の自然 石岡市

定点撮影スポットで撮ったつもりでしたが、あぜ道が真ん中にあるのでちょっとズレましたね。

茨城の自然 石岡市

麦は早くも収穫シーズンなんですね。

ここだけ見ますともう秋の雰囲気です。

茨城の自然 石岡市

銀杏畑。

大木になると収穫が困難になるので、早くから枝分かれさせて高さも抑えています。

茨城の自然 石岡市

何千粒も実っているグミは食べ放題ですが、熟しているのでそろそろ終わりでしょうか。

茨城の自然 石岡市 印相体

昨日は印章業界の会合及び懇親会があり、お酒は飲まなかったものの少々夜更かししてしまったので森で昼寝。

仕事の為懇親会を中抜けし、戻っての再参加でしたが、昨夜は楽しいひと時を過ごさせていただきました。

茨城の自然 石岡市

昼寝しただけで帰るのはもったいないので、お気に入りスポットに寄り道を。

実はこの先の山のふもとに、「時代に取り残された江戸時代スポット」があります。

もちろんこれは私が勝手に考えているだけです。

茨城の自然 石岡市 印相体

山のふもとのごくごく小さな集落ですが、こんな建物ばかりです。

茨城の自然 石岡市

建築には素人の私ですのでもし間違っていたら恥ずかしいのですが、この屋根の雰囲気や角度からして

昔は茅葺き屋根の建物だったのを、屋根だけ瓦葺きに修理したのではないでしょうか。

はじめからの瓦屋根は、もう少し角度が緩い気がします。

それに壁の古さに対して、瓦がやけに新しく見えます。

茨城の自然 石岡市

茨城の自然 石岡市 印相体


茨城の自然 石岡市

写真は今日撮ったものですが、実はこの集落、ブログで2~3回紹介済みです。

前はこの建物も載せた気がします。

茨城の自然 石岡市

この集落のシンボル的な建物がこのお寺です。

茨城の自然 石岡市

市のホームページによりますと、お寺の創立は今から約1200年前らしいのですが、よくこんな人里離れた場所に作りましたね。

(建物はそれよりずっと後の建物だと思いますが、建立年は書かれていませんでした)

この地区だけ時代から取り残された様な雰囲気が好きで、時おり立ち寄ります。


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弁護士さんの印章

明治印譜を続けます。

まとめ撮りしたものなので、同じ印譜から続いてしまいすみません。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

かなり大きな印章である事は、定規と比べておわかりいただけるかと思います。

実は当店では今でも印章として彫る事はできますが、今は大抵ゴム印にしますよね。

端正な行書体が美しい印鑑です。

明治時代の手彫り印鑑 印譜

まとめ撮りですので、実は前記事の印影が左下にあったりして・・・


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歴代天皇陵墓印


すごく久しぶりとなりますが、歴代天皇陵墓の戦前の印です。

天皇陵墓印 印相体

どこまで紹介したか忘れてしまったので、ブログを遡って探しました。

天皇陵墓印

第43代 元明天皇奈保山東陵

天皇陵墓印 印相体

第44代 元正天皇奈保山西陵

天皇陵墓印

第45代 聖武天皇佐保山南陵

天皇陵墓印 印相体

第47代 淳仁天皇淡路陵


天皇陵墓印

第48代 稱徳天皇高野陵 (第46代孝謙天皇は重祚されて第48代稱徳天皇高野陵へ)

冒頭にも書きましたが、これらは戦前の印影で、今の陵墓印とは異なります。


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捃印補正

江戸時代の印章資料(篆刻資料)捃印補正です。

寛政12年発行で原版は木版の摺りものですが、虫食いもなく保存状態が良いので、これは明治摺りのものかも知れません。

捃印補正 印相体

一番手前(下)に付箋が付いておりますが、これはブログで紹介したページに付けているものです。

ですので、この資料の紹介は順番通りにしております。

捃印補正


捃印補正 印相体

篆刻と実務印の違いはありますが、作風で参考になる印影も多いです。


捃印補正

印文は印影の横に書かれているので、資料として優れています。

「王」の字の折り畳みでこういうのも有りなんですね。

捃印補正 印相体

右上「三角文庫記」という5文字を字配りするのに「印」の字を用いず、文だけで1行を使う作風など、今ではまずされません

ので、参考になります。

捃印補正


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牙次印 KFイブシフクリンケース

lこのページは打ち合わせ中のお客様へケースと印材の写真をお見せする為のページです。

個人的な連絡用のページですが、個人情報は一切書いておりませんので、ご容赦をお願いします。

連絡先のお客様以外にも、参考になると考え紹介させていただきます。

KFイブシフクリンケース

KFイブシフクリンケース 鶴亀+赤  丸オトシ(朱肉入れの蓋は無し)

KFイブシフクリンケース 印相体

KFイブシフクリンケース 鶴亀+紺  丸オトシ(朱肉入れの蓋は無し)

ホームページ上には「濃紺」と書かれている場合もありますが、紺と濃紺は同じです。

尚、赤と紺の生地(布地)は若干変わる場合があります。

KFイブシフクリンケース 牙次印

KFイブシフクリンケース 鶴亀+赤  丸オトシに牙次印を置いた場合(写真は15ミリ丸型×60ミリ 丹入りです)


KFイブシフクリンケース 牙次印

KFイブシフクリンケース 鶴亀+紺  丸オトシに牙次印を置いた場合(写真は15ミリ丸型×60ミリ 丹入りです)

牙次印

牙次印15ミリ丸型×60ミリ丈(長さ)、丹入りの印材です。

写真は若干斜め上から撮りましたので、丹が下にある様な写真になっていますが、長さ60ミリのほぼ中央にあります。

黒水牛は染め無し素材です。


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プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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