印影見本
昭和49年の印章カタログから印影の見本です。

このカタログで個人用の印影見本は上の写真と下の写真のページのみです。
古いカタログですので、テープ跡や書き込み跡があるのはご容赦下さい。

古いカタログをスキャンしたものですが、印影そのものは最高レベルです。
ブログ編集者

このカタログで個人用の印影見本は上の写真と下の写真のページのみです。
古いカタログですので、テープ跡や書き込み跡があるのはご容赦下さい。

古いカタログをスキャンしたものですが、印影そのものは最高レベルです。
ブログ編集者
真樺印鑑 シャーク革(サメ革)ケースとKF印鑑ケース
御朱印
このページは御朱印で打ち合わせのお客様向けのページです。

こちら↑は当店で彫らせていただいた一般的な作風です。 (篆書体)

こちら↑も当店で彫らせていただいた御朱印ですが、斜めの朱白文相間印(通常の作風と白抜きが混ざる作風)
で印材も特注です。
ここからは当店が所有する戦前の資料です。 (当店が彫刻したものではありません)

八稜をかたどったもので、3文字の印影です。
左右に文字があり、合計5文字になりますが、3文字の作風の参考になると思います。

こちら↑は八稜が内側にかたどられ、外径は通常の円になっている作風です。

太枠で比較的文字数の少ないものを探しました。 (それでも6文字あります)

中央と左右でバランスを変えた作風です。

文字数が多いのであまり参考にならないかも知れませんが、隷書体の御朱印です。

太枠・細字篆書体の御朱印です。

篆書体ではありますが、柳葉篆(ゆうようてん)または大篆風(だいてんふう)と呼ばれる笹文字(先が窄まった文字)です。
パソコンでご覧いただく場合は、拡大され過ぎておりますので、少し離れてご覧いただいた方がよろしいかと思います。
いずれの作風も作成可能ですが、文字数が雰囲気の違いに大いに関係致します。

こちら↑は当店で彫らせていただいた一般的な作風です。 (篆書体)

こちら↑も当店で彫らせていただいた御朱印ですが、斜めの朱白文相間印(通常の作風と白抜きが混ざる作風)
で印材も特注です。
ここからは当店が所有する戦前の資料です。 (当店が彫刻したものではありません)

八稜をかたどったもので、3文字の印影です。
左右に文字があり、合計5文字になりますが、3文字の作風の参考になると思います。

こちら↑は八稜が内側にかたどられ、外径は通常の円になっている作風です。

太枠で比較的文字数の少ないものを探しました。 (それでも6文字あります)

中央と左右でバランスを変えた作風です。

文字数が多いのであまり参考にならないかも知れませんが、隷書体の御朱印です。

太枠・細字篆書体の御朱印です。

篆書体ではありますが、柳葉篆(ゆうようてん)または大篆風(だいてんふう)と呼ばれる笹文字(先が窄まった文字)です。
パソコンでご覧いただく場合は、拡大され過ぎておりますので、少し離れてご覧いただいた方がよろしいかと思います。
いずれの作風も作成可能ですが、文字数が雰囲気の違いに大いに関係致します。
KF本チャリケース
ここのところブログの更新が滞っておりました。
お正月に更新しようと考えていたのですが、やはり年末年始は何かと忙しくて出来ませんでした。
今回は古い印影ではなく印章ケースについて。
■ KF本チャリケース ほぼ終了のお知らせ ■

これはKF本チャリイブシフクリンケースです。
チャリ革とは明治時代に日本に皮革加工技術を指導したチャールス・ヘンニクル氏の名からチャリ革(茶利革)と呼ばれ、
今では主に山羊皮をモミ加工した革を指す事は以前ブログで書いたと思います。
チャールス → チャーリー → チャリ(革) → 茶利革 と呼ばれる様になった嘘のような本当の話です。
牛革のモミ加工では表現できない山羊革の絶妙なつや消し感は、印章ケースに用いられる事も多く、
大正時代の印章カタログにもチャリ革ケースの事が載っています。 (下は大正時代の印章カタログです)

ケースの中の印材は丹入り角印(個人用)で、色からすると恐らく象牙を表現したものでしょう。
チャリ革に丹入り象牙の個人用角印、これぞ古き良き時代の印章ですね。
さて、チャリ革に話を戻しますが、KF印章ケースで用いられていたチャリ革の加工をしていた職人さんがお亡くなりになり
革の在庫が終了し次第、チャリケースも終了する事は、昨年お伝えしたかと思います。
遂に革の在庫終了の日がやってきてしまいました。
昨年末をもちまして、KF用本チャリ革の在庫が終了しましたので、KF本チャリケースはほぼ終了となりました。
フレーム枠は2種類あるのですが、ホームページではメッキ金属枠のページは修正したものの、イブシフクリンのページは
買い物カートを削除しページそのものは残してありますす。
何故ページごと削除しないのかといいますと、チャリ革が終了する前に何点か作り置きしていたものがある為、
チャリ革の紹介用にページは残しておいたのです。
しかし、新規作成できない本チャリイブシフクリンでお問い合わせをいただいたお客様には大変失礼致しました。
新しい山羊革ケースはアニリンゴートという革ですが、「アニリンゴート印章ケース」という名前ですと
ピンと来ないので、仮ですが山羊革と表記しました。
(今後表記名を変える場合があります)
新しい山羊革ケースはこちら。

本チャリケース同様、量産品の牛革モミケースとはひと味違います。
山羊革モミケースならではの落ち着いた雰囲気で、私も気に入っております。
新山羊革のイブシフクリン仕様もご注文ページが出来ていないだけで作成は可能ですので、ページが出来るまでは
お手数ですが直接ご連絡下さいますようお願い致します。
ところで・・・
ところどころKF本チャリケースほぼ終了と書いてありますが、単純に「終了」ではなく「ほぼ」って何?と疑問が湧きませんか?
それは、本チャリ革終了に備え、予めいくつか作り置きしていたものがまだ残っているからです。
(KFケースは受注生産品ですが、作り置きしておきました)
今回はそのうちの一つを紹介させていただきます。

KF本チャリケース、イブシフクリン、肉池無し。
イブシフクリン枠から、布地下の型まで全てオーダーメイドで、布地下の型は紅松の木を手彫りし作成したものです。
肉池(にくち)とは、朱肉入れの事ですが、「印章ケース内の朱肉入れは使わないから無いものが欲しい」という
お客様も意外と多いので、本チャリ革が終了する前に作り置きしておきました。
15ミリ×60ミリ(丸型)用です。
ご注文ページはこちら→ 15ミリ丸×60ミリ用
そもそも、本チャリ+イブシフクリン仕様が非常に少ないですし、肉池無しはもっと少ないです。
そして現在革の在庫は終了しておりますので、「偶然同じケースを作り置きしていたお店または問屋さん」は可能性としては
あるかも知れないですが、限りなくゼロに近いのではないかと思います。(私見です)
奇抜なものを作れば何だってオリジナルになりますが、伝統的なものでありつつ残りあと一つという品物。
希少なものをお探しの方は是非どうぞ。
(★あくまでもブログ公開時の情報ですので、販売終了の時はご容赦をお願い致します)
(繰り返しますが、世界で残り一つというのは私見です)
(注)KF用のチャリ革が終了したもので、チャリ革そのものの存在が無くなった訳ではありませんので、将来的に
別の職人さんが加工した本チャリ革で復活する可能性もある事をご理解お願い致します。
尚、上に紹介したもの以外でも「作り置き本チャリケース」がいくつかありますので、準備が出来ましたら
紹介させていただきます。
-------------------------------------------------------
今年初めての更新が月の半ばになってしまいました。
新年早々ご注文で溢れ返っている訳ではありませんが、お問い合わせが多数あり、ブログの更新までは
手がまわりませんでした。
以前、「ブログは趣味で仕事とは別なので、お問い合わせが未返信でもブログを更新する事はご容赦下さい」
みたいな事を書きましたが、やはりお客様からのお問い合わせを置いておいて、ブログの更新はできませんよね。
まあ、「今でも営業時間後の治外法権」は有効とさせていただきたいのですが、今後とも宜しくお願いします。
今さらですが、年始に1回だけいつもの郊外ドライブに行ってきました。
今回は冬の恒例となった焼き芋ですが、ここ1年間は仕事や怪我で山の管理が不行届きでしたので薪が少なく、
炭の力を借りました。

焼き芋に備長炭(右側)なんか贅沢ですが、楽しむ事が第一の目的ですので、「少しだけ贅沢な焼き芋」を作ってみました。

自分で作る焼き芋はいいものなのですが、実は石焼き芋屋さんと知り合いになって、昨年からプロが作る極上の焼き芋を
けっこう食べてしまったので、味自体の劣りは正直言って感じます。
しかし、自分で作ると炭火の楽しみもあるので、それはそれでいいものですよ。

いつもの定点撮影スポットですが、焚き火で遅くなったので今回はこんな景色に。
運転中の撮影は危険ですので他は撮っておりませんが、この後夕日のオレンジ色と日が沈む青のグラデーションの
美しさは言葉に出来ないほどでした。
夕日の美しさは何もここだけではありませんが、こんな素晴らしい自然のある茨城県が魅力度ランキング
ワースト1位だなんて・・・
皆さん見る目が無いですね。
ブログ編集者
お正月に更新しようと考えていたのですが、やはり年末年始は何かと忙しくて出来ませんでした。
今回は古い印影ではなく印章ケースについて。
■ KF本チャリケース ほぼ終了のお知らせ ■

これはKF本チャリイブシフクリンケースです。
チャリ革とは明治時代に日本に皮革加工技術を指導したチャールス・ヘンニクル氏の名からチャリ革(茶利革)と呼ばれ、
今では主に山羊皮をモミ加工した革を指す事は以前ブログで書いたと思います。
チャールス → チャーリー → チャリ(革) → 茶利革 と呼ばれる様になった嘘のような本当の話です。
牛革のモミ加工では表現できない山羊革の絶妙なつや消し感は、印章ケースに用いられる事も多く、
大正時代の印章カタログにもチャリ革ケースの事が載っています。 (下は大正時代の印章カタログです)

ケースの中の印材は丹入り角印(個人用)で、色からすると恐らく象牙を表現したものでしょう。
チャリ革に丹入り象牙の個人用角印、これぞ古き良き時代の印章ですね。
さて、チャリ革に話を戻しますが、KF印章ケースで用いられていたチャリ革の加工をしていた職人さんがお亡くなりになり
革の在庫が終了し次第、チャリケースも終了する事は、昨年お伝えしたかと思います。
遂に革の在庫終了の日がやってきてしまいました。
昨年末をもちまして、KF用本チャリ革の在庫が終了しましたので、KF本チャリケースはほぼ終了となりました。
フレーム枠は2種類あるのですが、ホームページではメッキ金属枠のページは修正したものの、イブシフクリンのページは
買い物カートを削除しページそのものは残してありますす。
何故ページごと削除しないのかといいますと、チャリ革が終了する前に何点か作り置きしていたものがある為、
チャリ革の紹介用にページは残しておいたのです。
しかし、新規作成できない本チャリイブシフクリンでお問い合わせをいただいたお客様には大変失礼致しました。
新しい山羊革ケースはアニリンゴートという革ですが、「アニリンゴート印章ケース」という名前ですと
ピンと来ないので、仮ですが山羊革と表記しました。
(今後表記名を変える場合があります)
新しい山羊革ケースはこちら。

本チャリケース同様、量産品の牛革モミケースとはひと味違います。
山羊革モミケースならではの落ち着いた雰囲気で、私も気に入っております。
新山羊革のイブシフクリン仕様もご注文ページが出来ていないだけで作成は可能ですので、ページが出来るまでは
お手数ですが直接ご連絡下さいますようお願い致します。
ところで・・・
ところどころKF本チャリケースほぼ終了と書いてありますが、単純に「終了」ではなく「ほぼ」って何?と疑問が湧きませんか?
それは、本チャリ革終了に備え、予めいくつか作り置きしていたものがまだ残っているからです。
(KFケースは受注生産品ですが、作り置きしておきました)
今回はそのうちの一つを紹介させていただきます。

KF本チャリケース、イブシフクリン、肉池無し。
イブシフクリン枠から、布地下の型まで全てオーダーメイドで、布地下の型は紅松の木を手彫りし作成したものです。
肉池(にくち)とは、朱肉入れの事ですが、「印章ケース内の朱肉入れは使わないから無いものが欲しい」という
お客様も意外と多いので、本チャリ革が終了する前に作り置きしておきました。
15ミリ×60ミリ(丸型)用です。
ご注文ページはこちら→ 15ミリ丸×60ミリ用
そもそも、本チャリ+イブシフクリン仕様が非常に少ないですし、肉池無しはもっと少ないです。
そして現在革の在庫は終了しておりますので、「偶然同じケースを作り置きしていたお店または問屋さん」は可能性としては
あるかも知れないですが、限りなくゼロに近いのではないかと思います。(私見です)
奇抜なものを作れば何だってオリジナルになりますが、伝統的なものでありつつ残りあと一つという品物。
希少なものをお探しの方は是非どうぞ。
(★あくまでもブログ公開時の情報ですので、販売終了の時はご容赦をお願い致します)
(繰り返しますが、世界で残り一つというのは私見です)
(注)KF用のチャリ革が終了したもので、チャリ革そのものの存在が無くなった訳ではありませんので、将来的に
別の職人さんが加工した本チャリ革で復活する可能性もある事をご理解お願い致します。
尚、上に紹介したもの以外でも「作り置き本チャリケース」がいくつかありますので、準備が出来ましたら
紹介させていただきます。
-------------------------------------------------------
今年初めての更新が月の半ばになってしまいました。
新年早々ご注文で溢れ返っている訳ではありませんが、お問い合わせが多数あり、ブログの更新までは
手がまわりませんでした。
以前、「ブログは趣味で仕事とは別なので、お問い合わせが未返信でもブログを更新する事はご容赦下さい」
みたいな事を書きましたが、やはりお客様からのお問い合わせを置いておいて、ブログの更新はできませんよね。
まあ、「今でも営業時間後の治外法権」は有効とさせていただきたいのですが、今後とも宜しくお願いします。
今さらですが、年始に1回だけいつもの郊外ドライブに行ってきました。
今回は冬の恒例となった焼き芋ですが、ここ1年間は仕事や怪我で山の管理が不行届きでしたので薪が少なく、
炭の力を借りました。

焼き芋に備長炭(右側)なんか贅沢ですが、楽しむ事が第一の目的ですので、「少しだけ贅沢な焼き芋」を作ってみました。

自分で作る焼き芋はいいものなのですが、実は石焼き芋屋さんと知り合いになって、昨年からプロが作る極上の焼き芋を
けっこう食べてしまったので、味自体の劣りは正直言って感じます。
しかし、自分で作ると炭火の楽しみもあるので、それはそれでいいものですよ。

いつもの定点撮影スポットですが、焚き火で遅くなったので今回はこんな景色に。
運転中の撮影は危険ですので他は撮っておりませんが、この後夕日のオレンジ色と日が沈む青のグラデーションの
美しさは言葉に出来ないほどでした。
夕日の美しさは何もここだけではありませんが、こんな素晴らしい自然のある茨城県が魅力度ランキング
ワースト1位だなんて・・・
皆さん見る目が無いですね。
ブログ編集者
配達遅延のお知らせ
今回は当店にご注文いただきましたお客様へのご案内です。
東京は22日(月曜日)にまとまった雪が降り交通が混乱しましたが、今はほぼ平常通りになりました。
しかし、物流は遅れが取り戻せず各宅配会社一様数日の遅れが生じているとの事ですので、発送してから到着まで
同じ都内であっても数日掛かるとの事です。
物流全体が遅れている為、今回の雪とは直接関係なかった地域への配達にも遅れが生じているとの事です。
大変申し訳ございませんが、発送から到着まで普段より日数が掛かる事をご容赦、ご理解お願い致します。
ブログ編集者
東京は22日(月曜日)にまとまった雪が降り交通が混乱しましたが、今はほぼ平常通りになりました。
しかし、物流は遅れが取り戻せず各宅配会社一様数日の遅れが生じているとの事ですので、発送してから到着まで
同じ都内であっても数日掛かるとの事です。
物流全体が遅れている為、今回の雪とは直接関係なかった地域への配達にも遅れが生じているとの事です。
大変申し訳ございませんが、発送から到着まで普段より日数が掛かる事をご容赦、ご理解お願い致します。
ブログ編集者
緑の印影
ここのところブログの更新が遅れております。
どうしても仕事の忙しさに関係してしまうのですが、お客様から「更新楽しみにしています」というメッセージをいただけるうちが
華だと思い、なるべく更新する様に心掛けます。
今回は江戸末期(推測)~明治7年までの印譜からの紹介です。

黒肉で押してある印影も多く、江戸情緒あふれる印譜です。
今回は上段左から二番目の、薄い印影を紹介します。

実は印譜を閉じた時の向かい合う印影(朱)が少し写ってしまっているのですが、これはなんと緑で押されています。
印泥かも知れません。 (印泥でもこの頃は緑肉と呼ばれていたようです)
なぜ緑で押されたのかわかりませんが、「川」の篆書体はいまはあまり使われない崩しで、肉の色以外にも参考になります。

そっくりの印文ですが、こちらは朱で押されています。
ブログ編集者
どうしても仕事の忙しさに関係してしまうのですが、お客様から「更新楽しみにしています」というメッセージをいただけるうちが
華だと思い、なるべく更新する様に心掛けます。
今回は江戸末期(推測)~明治7年までの印譜からの紹介です。

黒肉で押してある印影も多く、江戸情緒あふれる印譜です。
今回は上段左から二番目の、薄い印影を紹介します。

実は印譜を閉じた時の向かい合う印影(朱)が少し写ってしまっているのですが、これはなんと緑で押されています。
印泥かも知れません。 (印泥でもこの頃は緑肉と呼ばれていたようです)
なぜ緑で押されたのかわかりませんが、「川」の篆書体はいまはあまり使われない崩しで、肉の色以外にも参考になります。

そっくりの印文ですが、こちらは朱で押されています。
ブログ編集者
実印集(實印集)
何度か紹介している印章資料「実印集(實印集)」です。

今回はこのページです。

発行は昭和ですが、印相体が創られる前のものですので、いい印影が沢山載っています。
印刷精度が今一つなのが残念ですが、作風の参考としては素晴らしいものだと思います。
そんな中から今回はこの印影を紹介させていただきます。

文字は印面いっぱいに広がっていた方がいいですか?
もう少し柔らかい文字の方がいいでしょうか?
そんなお考えの方はこれをお読み下さい。

印章資料 「印海」 の中から抜粋したもので、このブログをよくご覧いただいている方にはお馴染みでの部分ですが、
赤のアンダーライン箇所をお読み下さい。
お札の日本銀行「総裁之印」とは、お札の肖像画の面に押してある印影です。
印章文字は優れた作風が沢山あり、緒論ありますのでこれが唯一の頂点というという訳ではありませんが
これは実印の最高の見本の一つとして有名です。
実印集の印影は印刷精度が悪いので枠が中輪(太枠)気味になってしまっておりますが、最高の見本とされている作風と
同じ、文字と枠との間に適度な空間をとり、端正な印篆で彫られた素晴らしい作風です。
柔らかい作風が特徴の小篆もいいものですが、角印とともに進化した印篆で彫られた素晴らしい総裁之印風の実印は
伝統的な作風でいいものですよ。
話は変わりますが、上の説明のアンダーラインより下も、印相体について正しく書かれている貴重な説明です。
★資料は昭和50年に発行されたもので、文中の「最近」とは昭和50年当時を指します。
★アンダーラインより下三~四行目に「勝手なくずし方では無い」とありますが、これは普通の篆書体を差す言葉で
「勝手なくずし方」とは印相体の事を指しております。
ブログ編集者

今回はこのページです。

発行は昭和ですが、印相体が創られる前のものですので、いい印影が沢山載っています。
印刷精度が今一つなのが残念ですが、作風の参考としては素晴らしいものだと思います。
そんな中から今回はこの印影を紹介させていただきます。

文字は印面いっぱいに広がっていた方がいいですか?
もう少し柔らかい文字の方がいいでしょうか?
そんなお考えの方はこれをお読み下さい。

印章資料 「印海」 の中から抜粋したもので、このブログをよくご覧いただいている方にはお馴染みでの部分ですが、
赤のアンダーライン箇所をお読み下さい。
お札の日本銀行「総裁之印」とは、お札の肖像画の面に押してある印影です。
印章文字は優れた作風が沢山あり、緒論ありますのでこれが唯一の頂点というという訳ではありませんが
これは実印の最高の見本の一つとして有名です。
実印集の印影は印刷精度が悪いので枠が中輪(太枠)気味になってしまっておりますが、最高の見本とされている作風と
同じ、文字と枠との間に適度な空間をとり、端正な印篆で彫られた素晴らしい作風です。
柔らかい作風が特徴の小篆もいいものですが、角印とともに進化した印篆で彫られた素晴らしい総裁之印風の実印は
伝統的な作風でいいものですよ。
話は変わりますが、上の説明のアンダーラインより下も、印相体について正しく書かれている貴重な説明です。
★資料は昭和50年に発行されたもので、文中の「最近」とは昭和50年当時を指します。
★アンダーラインより下三~四行目に「勝手なくずし方では無い」とありますが、これは普通の篆書体を差す言葉で
「勝手なくずし方」とは印相体の事を指しております。
ブログ編集者