明治初期の太枠細字篆書体
江戸時代の晩年(推測)から明治7年までの印譜です。

今回はこちらをピックアップ。

毎度おなじみのセリフですが、パソコンでご覧の方は(印影が大きく表示されるので)少々モニターから離れてご覧下さい。
明治初期に彫られた太枠・細篆書体の素晴らしい印鑑で、印文は田中です。
中の下部分は折り畳んで空間が目立たない様にする、この時代の典型的な折り畳み方ですが、今の時代のご注文品で
特に指示がない場合、お客様に説明せずこの様な崩し(折り畳み)をする事はまずありませんね。
無駄な空間が生まれない様、かつ「田」とバランスが合うように字配りされた素晴らしい印鑑です。

せっかくですので、江戸時代の面影が強く残るこちらも紹介。
曲尺(かねじゃく)が時代を感じさせる素晴らしい印鑑です。
------------------------------------------------------------
11月7日(火曜日)にTBSテレビさんの取材を受けました。
12月前半に放映される予定との事ですが、現時点では詳しく発表できない事をご容赦下さい。

詳しく言えない状況で恐縮ですが、テレビ制作会社の担当者さんの裏取りの徹底さには感心させられました。
取材は何度か受けた経験ありますが、ここまで取材内容が正しいのかの根拠を探求したテレビ担当者さんは初めてです。
その中で逆にいろいろな話が伺えて、私も大いに勉強になりました。
放送日が迫ったら改めて日時を宣伝しますね。
ブログ編集者

今回はこちらをピックアップ。

毎度おなじみのセリフですが、パソコンでご覧の方は(印影が大きく表示されるので)少々モニターから離れてご覧下さい。
明治初期に彫られた太枠・細篆書体の素晴らしい印鑑で、印文は田中です。
中の下部分は折り畳んで空間が目立たない様にする、この時代の典型的な折り畳み方ですが、今の時代のご注文品で
特に指示がない場合、お客様に説明せずこの様な崩し(折り畳み)をする事はまずありませんね。
無駄な空間が生まれない様、かつ「田」とバランスが合うように字配りされた素晴らしい印鑑です。

せっかくですので、江戸時代の面影が強く残るこちらも紹介。
曲尺(かねじゃく)が時代を感じさせる素晴らしい印鑑です。
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11月7日(火曜日)にTBSテレビさんの取材を受けました。
12月前半に放映される予定との事ですが、現時点では詳しく発表できない事をご容赦下さい。

詳しく言えない状況で恐縮ですが、テレビ制作会社の担当者さんの裏取りの徹底さには感心させられました。
取材は何度か受けた経験ありますが、ここまで取材内容が正しいのかの根拠を探求したテレビ担当者さんは初めてです。
その中で逆にいろいろな話が伺えて、私も大いに勉強になりました。
放送日が迫ったら改めて日時を宣伝しますね。
ブログ編集者
柳葉篆の実印
明治時代の印譜より。

この距離からでも太枠(中輪)細篆書体の印影は目立ちますね。
いかにもハンコといういい雰囲気が出ておりますが、今回はこちら。

このブログではすっかりお馴染みの大篆風の柳葉篆(笹文字)です。

もう一つこちら。
細輪二重枠に端正な印篆です。
印文は「正一」さんですが、画数は少ないものの上下左右に広がる「正」と上下の厚みの無い「一」が違和感なく収まる
よう計算尽くされた字配りです。
「正」の畳篆風の折り畳みと、細輪二重枠が絶妙にマッチした素晴らしい印鑑です。
宣伝で恐縮ですが、二重枠の印鑑はこちらです↓
二重枠柘小判型 (手彫り)
二重枠黒水牛小判型 (手彫り)
二重枠牛角小判型 (手彫り)
二重枠象牙小判型 (手彫り)
正真正銘の手彫りで二重枠印鑑の作成をしているネット印章店は、多分当店だけです。
商品ページは現時点で未作成ですが、小判型のみならず全ての印鑑で二重枠は可能です。
また、手仕上げ彫刻でもお承りさせていただきます。
ブログ管理人

この距離からでも太枠(中輪)細篆書体の印影は目立ちますね。
いかにもハンコといういい雰囲気が出ておりますが、今回はこちら。

このブログではすっかりお馴染みの大篆風の柳葉篆(笹文字)です。

もう一つこちら。
細輪二重枠に端正な印篆です。
印文は「正一」さんですが、画数は少ないものの上下左右に広がる「正」と上下の厚みの無い「一」が違和感なく収まる
よう計算尽くされた字配りです。
「正」の畳篆風の折り畳みと、細輪二重枠が絶妙にマッチした素晴らしい印鑑です。
宣伝で恐縮ですが、二重枠の印鑑はこちらです↓
二重枠柘小判型 (手彫り)
二重枠黒水牛小判型 (手彫り)
二重枠牛角小判型 (手彫り)
二重枠象牙小判型 (手彫り)
正真正銘の手彫りで二重枠印鑑の作成をしているネット印章店は、多分当店だけです。
商品ページは現時点で未作成ですが、小判型のみならず全ての印鑑で二重枠は可能です。
また、手仕上げ彫刻でもお承りさせていただきます。
ブログ管理人
龍紋・龍刻
明治時代の印譜より。

今回は向かって右側の上4つです。

龍の文様が彫られた龍紋(龍刻)です。

1つずつ撮影したのですが、ブログに載せる時にパソコン画面で見たら4つ中2つがピンボケでしたので、アップは残り2つのみで。

龍は実在する動物ではありませんが、霊獣と呼ばれ頭は駱駝(ラクダ)、角は鹿、目は兎、蛇の首に鯉の鱗などを組み合せた
想像上の動物で、吉祥文様として皇帝の衣装や宮廷の器に用いられました。
ですので、龍の文様をあしらった印鑑を「開運印鑑」と呼ぶのでしたら問題ないと考えますが、そこに彫られる文字は
伝統的な書体である必要があります。
もちろん印相体という縁起の悪い文字ではいけませんし、吉相体とかいう印相体の隠れ蓑の様な書体でもいけません。
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お客様には大変申し訳ないのですが、仕事が溜まっていても日曜日はなるべく休むようにしています・

久しぶりになりますが、こちらは茨城県石岡市のいつもの定点観測スポットです。
田んぼの稲も刈り取られ、秋の雰囲気です。


一方こちらは帰り道の千葉県ですが、夕日を背にした松の木が美しかったので車の中から1枚。
電線がじゃまで周りは住宅街ですが、形のいい松の木1本で心が和みます。
ブログ編集者

今回は向かって右側の上4つです。

龍の文様が彫られた龍紋(龍刻)です。

1つずつ撮影したのですが、ブログに載せる時にパソコン画面で見たら4つ中2つがピンボケでしたので、アップは残り2つのみで。

龍は実在する動物ではありませんが、霊獣と呼ばれ頭は駱駝(ラクダ)、角は鹿、目は兎、蛇の首に鯉の鱗などを組み合せた
想像上の動物で、吉祥文様として皇帝の衣装や宮廷の器に用いられました。
ですので、龍の文様をあしらった印鑑を「開運印鑑」と呼ぶのでしたら問題ないと考えますが、そこに彫られる文字は
伝統的な書体である必要があります。
もちろん印相体という縁起の悪い文字ではいけませんし、吉相体とかいう印相体の隠れ蓑の様な書体でもいけません。
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お客様には大変申し訳ないのですが、仕事が溜まっていても日曜日はなるべく休むようにしています・

久しぶりになりますが、こちらは茨城県石岡市のいつもの定点観測スポットです。
田んぼの稲も刈り取られ、秋の雰囲気です。


一方こちらは帰り道の千葉県ですが、夕日を背にした松の木が美しかったので車の中から1枚。
電線がじゃまで周りは住宅街ですが、形のいい松の木1本で心が和みます。
ブログ編集者