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印材

民生  15ミリ×60ミリ 金丹入り サヤ付き (金丹は盛り金ではありません)

パソコンからご覧いただく場合は、画像をクリックいただければ完全な画像が表示されると思います。

意図したものではありませんが、写真ですと実物より白く写ってしまいます。 (画像加工はしておりません)

民生


民生


民生

写真のケースはワニ革(外)イブシフクリン、内側トカゲ革貼り、牙蓋付きケースで、現在KFケースで作成出来る一番高価な

ケースです。

民生


民生

花押印

江戸時代の古文書です。

花押印章 印相体のない時代の素晴らしい文字文化

この古文書は何故かほとんど同じ書類が複数ありますので、もしかすると過去に紹介済かも知れません。

花押印章 印相体のない時代の素晴らしい文字文化

印影が一部欠けておりますが、もしかするとこれは割印として捺されていたかの様な欠け方ですね。

江戸時代に多かった「印面いっぱいに広がる印篆」です。

花押印章 印相体のない時代の素晴らしい文字文化

こちらも江戸時代に多かった「左右に文字を入れ、十分に空間をとった折り畳みの多い印篆」です。

印面いっぱいも多く、空間をとったのも多いってどういう事?と思われるかも知れませんが、どっちが多かったとかではなく

どちらも多くあったと解釈して下さい。

花押印章 印相体のない時代の素晴らしい文字文化

花押が捺されています。

花押印章 印相体のない時代の素晴らしい文字文化

手書きではなく、印として捺されていますね。



ブログ編集者

蜂須賀齊裕之印

蜂須賀齊裕の印鑑です。

これは組合の封筒に入っていたので、最近まで気付かなかった資料です。

組合の封筒に入っていた事や、印鑑の下にゴム印が捺されていたりするので、もしかしたら組合で昔配られたものかも

知れませんが、事情は不明です。

蜂須賀齊裕の印鑑 印相体

ネット上の情報を鵜呑みには出来ませんが、蜂須賀齊裕を検索すると徳川11代将軍・徳川家斉の二十二男とあります。

「二十二男」なんて凄いですね。

齊裕さん自身は阿波国徳島藩の第13代藩主とあります。

ところで、この印鑑ですが、私のうっすらとした記憶では、もしかするとこの印章(捺印した母体のハンコ)は

膨大な印章資料を誇る、某問屋さんのものかも知れません。

問屋さんに迷惑が掛かるといけませんので、「某」と言う表現で恐縮ですが、収蔵品の倉庫に一度入らせて

いただいた事があります。

印鑑より印章、印材の方が多かったですが、当店なんか比べものにならない位の量と価値のあるものが眠っております。

その中にこの印章が飾り台に入れられて保管されていた気がします。

あくまでもうっすらとした記憶の中の事ですが・・・

蜂須賀齊裕の印鑑 印相体

向かって左側「之印」は印が個性的ではあるものの、比較的読みやすいと思います。

では右側は・・・?

ここで朝陽字艦精萃という字典を参考にしてみます。

蜂須賀齊裕の印鑑 印相体

「齊」のページから

朝陽字艦精萃 蜂須賀齊裕の印鑑 印相体

真ん中の下の字(崩し)が参考になりますね。

そして裕は。

朝陽字艦精萃 蜂須賀齊裕の印鑑 印相体

左右対称の衣偏は珍しいですが、探せばありますね。

真ん中の上段ですが、何故かパソコンの絵文字みたいに見えてしまいそうですね。

朝陽字艦精萃に限りませんが、字典で昔の字を調べると面白い文字も沢山載っているので楽しめますよ。

例えばこの様なものも

朝陽字艦精萃 蜂須賀齊裕の印鑑 印相体


ブログ編集者

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いつもいつも同じ写真ですが、週末に癒しを求めて行っている茨城県の定点撮影ポイントです。

まだ暑い夏が続きますが、田んぼはすっかり秋の気配です。

蜂須賀齊裕の印鑑 印相体 石岡市の自然

ここから歩いて20~30分のところに私が管理する森(のほんの一部)があるのですが、最近は扁額巡りができず

すっかり植木屋さんの様になっております。

印材飾り台

大正時代の印章カタログより。

印材飾り台 印相体 吉相体

実は前回の 「蜂須賀齊裕之印」 の記事に僅かに関係あります。

多分読んで下さったほとんどの方がそのままスルーしてしまった箇所だと思いますが、某問屋さんで

「蜂須賀齊裕の印が飾り台に入れられて」と書いた部分があります。

「飾り台? どんな飾り台?」 と疑問に感じた方は居らっしゃいましたでしょうか。

多分居ないでしょうね。

まわりくどい話になりましたが、今回は印章の飾り台を(印材飾台)紹介させていただきます。

印材飾り台 印相体 吉相体

この距離から撮りますと、細かい線が縞模様状に写ってしまいますね。

(某問屋さんで見たものは、これとは違うタイプの飾り台でした)

印材飾り台 印相体 吉相体

飾り台の紹介ですが、つい印材に目がいってしまいます。

これらの印材が未彫刻で現存していたら、結構な価値が出る事でしょう。

ハンコは昔も今も捺す事が主役です。

ですので「何でハンコを飾るの?」と思われる方も居ると思いますが、昔のハンコは装飾がほどこされているものが多く

「印材を見て楽しむ文化」 というのもありました。

水晶の印章なんかは印面の彫った部分(凹んだ部分)に朱を入れて、文字部分は綺麗に拭き取ると印面が美しいものです。

他にも鈕(ちゅう:印のつまみ)が装飾された印章は、見て楽しむ事を前提に作られた印材です。

(このカタログの飾り台は、印章店で印材展示用なのかも知れません)

現在は印材作成工程の簡素化、職人の減少、装飾がほどこされた印材の需要減少、そして鈕その他の装飾は縁起が悪い

という開運印鑑商法のデタラメセールストークにより、「印材を見て楽しむ文化」 は少なくなってしまいましたが、

それでも篆刻の分野ではまだまだ健在です。

篆刻 開運印鑑 印相体 吉相

これらはホームページには載せておりませんが、当店の販売品です。

印材のみでも彫刻込みでも販売しております。

篆刻 開運印鑑 印相体 吉相


篆刻 開運印鑑 印相体 吉相

こちらの印材は装飾がほどこされておりませんが、鶏血(けいけつ)という高価な印材です。

偽物が多く出回っており、実際台湾へ行った時に偽物が堂々と売られているのを見ました。

写真のものは信用ある老舗の問屋さんから購入したものですので、問題ありません。

その老舗問屋さんとは・・・それが蜂須賀齊裕之印の問屋さんなのです。

(蜂須賀齊裕之印に関しては前の記事にも書きました通り、私のうっすらとした記憶です)

印材を見て楽しむ文化もいいものですよ。


ブログ編集者

シヤチハタ

今回はシヤチハタを採り上げてみたいと思います。

「お店側は当然と考えている事でも、お客様にとっては必ずしもそうではない」というのは

シヤチハタについては特に多く、当店ではお客様の勘違いでベスト3に入ります。

一般的なお客様にとって、シヤチハタと言えばネーム印と言っても過言ではない位、定着した名前ですよね。

これ実は普通名詞ではなく、固有名詞だって知っていましたか?  (ご存じの方も多いですが)

よくある会話、その1

(お客様が自分のネーム印をご持参され)
 
お客様 「すみません。 このシヤチハタのインク下さい」

お店側 「これシヤチハタではないですね」※

お客様 「??」

(※ 実際はこんな冷たい言い方は普通しません)
 
よくある話、その2

お客様 「すみません。 100円のシヤチハタ下さい」

お店側 「・・・」

(処分品や部品を除いて100円のシヤチハタ製品はまずありません)

今やスタンプ台や朱肉を使用せずそのまま捺せるネーム印と言えばシヤチハタですよね。

でもシヤチハタとはシヤチハタ株式会社という会社名なのです。

では、あのインクが入ってそのまま捺せるネーム印は何と言うのか・・・

浸透印(しんとういん)と言います。

よくある勘違いその2

呼び名だけの間違いでしたらあまり深刻ではありませんが、「その2」はネーム印の寿命に直接関係あるので重要です。

まずはネーム印の断面図をご覧下さい。

シヤチハタ Xスタンパー

カタログをスキャンしたものですので画像が粗いですが、ゴム面がスポンジになっているのはわかりますね。

このスポンジ、実は印面に近くなるにつれて気孔が細かくなっているという優れものなのです。

断面図を見てもわかると思いますが、結構精巧にできているのです。

まわりくどくなりましたが、ここで重要な事はインクです。

インクを補充する際は必ずシヤチハタ製の商品に適合したインクを入れて下さい。

精巧に作られた印面のゴムスポンジは、浸透圧の関係でそれに適したインクが必要です。

一般的なオフィスでハンコに関係するインクは、①スタンプ台のインク、②朱肉のインク(油)、③浸透印のインク

があると思いますが、お客様の中には上の①②③を全く関係なく混合してしまう方も居らっしゃいます。

決してお客様が悪い訳ではありませんが、誤用してしまいますと浸透印そのものが使えなくなってしまう場合が多いですので

ご注意下さい。 (シヤチハタ製品でも複数インクがありますので、販売店さんに確認して下さい)


では「シヤチハタ」はどの位使えるのでしょうか。

まず、印面についてですが、7~8年で劣化が始まります。

浸透印ナンバーワンの品質を誇るシヤチハタですが、やはり印面はゴムスポンジですので、

その辺はご理解をお願いします。

(★7~8年で劣化が始まるのであり、寿命が7~8年という訳ではありません)

インクの充填目安ですが、最初(出荷時)の状態からは5,000回~6,000回位です。

そして1回のインク補充ごとに70%位になるとお考え下さい。

つまり、最初の段階では仮に5,500回とします。 (5,000回~6,000回の中間値として)

1回目のインク補充後は5,500×0.7で3,850回。

二回目のインク補充後は3,850×0.7で2,695回。

(インクの補充ごとに×0.7となります)

もちろんこれらの数値は実験に基づく目安であり、また、使用する方法や環境により大きく変わります事をご理解下さい。

「シヤチハタ」とは普通名詞ではなく、固有名詞という事は既に書きましたが、社名表記について。

シヤチハタに印相体はありません


シヤチハタに印相体はありません

これは昭和初期の印章業界紙の広告ですが、右から読んでみて下さい。

発音は「シャチハタ」で問題ないのですが、表記は「シヤチハタ」となり、「ヤ」は小さい文字を使いません。

これ、お店側にとっては常識ですが、お客様は意外と知らない人が多いです。

次にこちらもご覧下さい。 (スタンプ台の広告です)

シヤチハタに印相体はありません

シヤチハタと言えばネーム印(浸透印)ナンバーワンのメーカーですが、実はスタンプ台のメーカーとしても有名なんです。

有名という事は、もちろん品質でも抜群です。

「スタンプ台で優れているって、よくわからないけどどこが違うの?」という方。

①100円ショップのスタンプ台と ②油性のマジックを使えば、違いがわります。


①全ての100円ショップのスタンプ台を試した訳ではありませんが、まず使い物になりません。  

理由: インクの乾きが遅いので、うっかり触ると書類が台無しになる。

②油性マジックとの比較。

ご存じ、油性マジックは乾きが早いですが、その乾きの早さゆえ、蓋を開けっ放しにしておくとすぐ乾いて

使えなくなってしまいますね。

もしスタンプ台を連続して使う時、すぐスタンプ面が乾いて使えなくなってしまったら大変ですよね。

普段はほとんど関心が無いと思われるスタンプ台ですが、紙に捺した時の乾きの早さをもちつつ、スタンプ面は

なかなか乾かないという優れた特性があるのです。  (もちろん限度がありますので、ずっと開けっ放しにしないで下さいね)

そんな隠れたナンバーワンもシヤチハタさんならではです。

ホームページには載せておりませんが、当店でもシヤチハタネーム印とスタンプ台は取り扱っております。

というより、シヤチハタ製品は全て取り扱っておりますので、気軽にお問い合わせ下さい。

最後になりますが、シタチハタ株式会社さんがしっかりした会社である事は、浸透印がシヤチハタと呼ばれている事である意味証明済みですが、

他にもほんの一つを紹介。

シヤチハタには印相体はありません

これはシヤチハタカタログの書体見本です。

シヤチハタXスタンパーは用途が広いので、一般的な印章にはあまり使われないゴシック体や明朝体なども載って

おりますが、印相体はありません。

こんな面からもきちんとした会社である事がわかりますね。



ブログ編集者

珍しい印鑑

私はインターネットでハンコを販売しておりますが、実店舗で販売している商品を全て

ホームページに載せている訳ではありません。

その理由はいくつかありますが、ネット専業店ではありませんのでホームページを管理する時間が限られている事と、

多く載せてしまいますと見づらくなり、誤解などの原因になってしまう事があるのが大きな理由です。

他に個別の理由もありますが、今までホームページで紹介していなかった印鑑で意外とお店では売れているものを

今回紹介させていただきます。

真樺 緑 印相体開運印鑑

これは真樺をスライスして樹脂を加えて圧縮した印材です。

もちろん緑色は着色したものです。

「それって彩樺(さいか)ですよね?」と思われるかも知れませんが、彩樺ではありません。

彩樺は前の記事のシヤチハタ同様固有名詞ですので、製造元が違うこの真樺は彩樺とは言いません。

(彩樺は、彩樺印材製造元さんが付けた固有名詞であり、印材を作っている製造元は1社です)

この真樺印材は古くからある素材ではありませんが、珍しい印材をお探しのお客様には好評です。

圧縮印材ですので手彫りには不向きですが、手仕上げでしたら問題ありません。

実店舗だけの隠れたヒット商品でしたが、隠しておく必要ありませんので、よろしければこちら↓からどうぞ。

真樺 15ミリ丸×60ミリ 実印向け

現時点ではホームページに15ミリしか載せておりませんが、10.5ミリから18ミリまで大丈夫です(丸型のみ)

★珍しい印材ですが、当店のオリジナル印材ではありませんので誤解の無いようにお願い致します。

★ブログのトップページで説明させていただいておりますが、印章を印鑑と表現する事が多々あります事をご容赦願い致します。


百體千字文

百體千字文(百体千字文)です。

百體千字文(百体千字文) 印相体

これはランダムに紹介しておりますので、重複して紹介してしまうかも知れません。

百體千字文(百体千字文) 印相体

今回は向かって左側の魚書です。

百體千字文(百体千字文) 印相体

百體千字文(百体千字文) 印相体



魚書という名の通り、まさに魚で構成された文字ですね。

百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



百體千字文(百体千字文) 印相体



武王が作ったとされていますが、真偽の程は確かではありません。



ブログ編集者

写真

象嵌(ぞうがん)印材です。

写真左から 宝船   龍   入月虎   山水   金丹 です。
象嵌

別の角度から (印材作者は全て「東民」です)

IMG_1953.jpg

印材の質

宝船1

宝船1

宝船2
宝船2

宝船3
宝船3

龍1
龍1

龍2
龍2

龍3
龍3

入月虎1
入月虎1

入月虎2
入月虎2

入月虎3
入月虎3

山水1
山水1

山水2
山水2

山水3
山水3

金丹1
金丹1

金丹2
金丹2


柄は印材一周全面にあるものではなく、柄の裏側は何もない無地となっております。

金丹は金製の上下のしるし(丹といいます)と印材作者の銘のみです。

作者の銘が彫られているのは側款(そっかん)と言い、通常はハンコを押す際に右側にくるように位置するものですが

絵柄のある印材は絵柄が上になるように彫るのが一般的です。

意図したものではありませんが、写真ですとどうしても実物より白く写ってしまいます。

実際はこれより飴色の印材で、部分的に多少色付きもあります。

ご不明な点等ございましたらお気軽にご連絡下さいませ。


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金丹印材、民生(みんせい)と東民(とうみん)です。  (作者名です)

民生はサヤ(ふた)付き、東民はサヤ無しです。

東民 民生



東民 民生

手彫りゴム印

大正時代の手彫りゴム印 印譜です。

手彫りゴム印 

今回はこちら。

 手彫りゴム印

鳩と言えば平和の象徴とされていますので、印文を見ると驚いてしまいますが、鶏は良くて鳩はダメという事では

鶏にかわいそうですよね。

ネットで検索したところ、日本ではあまり普及していないようで・・・


ブログ編集者
プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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