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印章技術競技会印譜より

約80年前の印章技術競技会の入賞者実押印譜から篆刻作品です。

手彫り印鑑

昔の篆刻作品印譜というのはあまり珍しくありませんが、ここに押されている印影は

(印章業界従事者以外の)書家や篆刻家の方々は含まれず、全て印章業従事者、

つまりハンコ屋さんが彫ったもので、こういう実押印譜は珍しいのではないかと思います。

(今でも印章業界従事者の印譜はありますが、ほとんどが印刷物です)


手彫り印鑑


手彫り印鑑



手彫り印鑑



作風はそれぞれ大きく異なりますが、同じ印文である事はお気付きになったでしょうか。









ブログ編集者 はんこの印善


陵墓印 (5)

暫く間が空いてしまいましたが、戦前の天皇陵墓印 第五弾です。

第11代垂仁天皇 菅原伏見東陵墓印です。

垂仁天皇 菅原伏見東陵墓印




ブログ編集者





下は夏の終わり頃の写真ですが、単に好きなものを撮影しただけでしたのでボツにしていたものです。

このブログそのものが自己満足的な内容ですので、一転し載せてみる事にしました。



手彫り印鑑


手彫り印鑑 陵墓印編


手彫り印鑑 陵墓印編



手彫り印鑑 陵墓印編


手彫り印鑑 陵墓印編



これは金剛力士が目的ではなく唐草模様を撮ったものです。

手彫りされた美しい唐草模様や紗綾形、青海波にはつい目がいってしまいます。

手彫り印鑑 陵墓印編



手彫り印鑑 陵墓印編


篆書の石碑がありましたが、工事中で正面からは見られませんでした。

手彫り印鑑 陵墓印編


手彫り印鑑 陵墓印編


場所を移動しこちらは千葉県野田市の神社です。

手彫り印鑑 陵墓印編


手彫り印鑑 陵墓印編



手彫り印鑑 陵墓印編




手彫り印鑑 陵墓印編
















藩札の分銅型印影

藩札ですが、詳細は不明です。

手彫り印鑑 (藩札)


四角い印影の周りに彫られている図柄は藩札に多い「宝尽くし」です。

手彫り印鑑 (藩札)




手彫り印鑑 (藩札)

一般では珍しい銭型印影ですね。





手彫り印鑑 (藩札)

堂々とした楷書体の左右に龍刻です。

明治時代には盛んに印章にも彫られたものと形も似ています。

藩札彫刻と印判師が繋がっていた事がこの龍刻でもおわかりいただけるかと思います。



手彫り印鑑 (藩札)

藩札原版に彫られたものでしょうが、太枠細字の印影です。



手彫り印鑑 (藩札)



手彫り印鑑 (藩札)

太枠細字(中輪細字)の印影です。

何気ない印影でも印章人としては参考になります。




手彫り印鑑 (藩札)

今回この藩札をブログで紹介したかった理由はこの印影です。

印影といっても藩札原版に彫られたもののようですが、目的は印として彫られております。

唐草模様の中に見事な分銅型印影。

太枠二重枠に対比する細字の九畳篆。

私の好きな印影そのものです。

実は、分銅型印影に興味を持っていただいたお客様と「近々お引き受け体制を整えます」と

約束して随分時間が経ってしまいました。


今となっては「忙しい」というのは言い訳に過ぎず、期待していただいたお客様には申し訳ないと

思っております。

しかし…

やりますよ。


日常業務に追われ、なかなか手が付けられませんが、「古き良き時代の印影を再現」

これが私のやりたい事です。

ご注文がほとんど来なくても構いません。

先日、同業者さん数名と飲食を共にする会合がありました。

そこで意見が分かれたりした話もあったのですが、意気投合した話で

「これっていうのをやれば儲かるかもしれない。 でもやりたくない事ってありますよね」

「これ」とは漠然とした表現ですが、商売は利益追求が目的だと思います。

しかし、伝統を守るべき印章人は利益一辺倒ではいけないと思います。

それが何でも有りの今の業界を作りだしてしまったのです。

原点回帰? 

当店は原点のまま仕事をしてきたつもりでしたが、時代で言うと昭和といったところでしょう。

分銅型も普通にお承りさせていただく「明治時代の印章店」

これが私がやりたい事です。

やりたくない事はせず、やりたい事をする。

この部分だけですと単なるわがままに聞こえてしまいますが、あくまでも原点回帰です。

分銅型印影以外もいろいろ考えております。



手彫り印鑑 (藩札)







ブログ編集者




明治時代の実務印 印譜より

明治時代の印譜より小判型の印影です。

小判型手彫り印鑑


今回は(右の丸型を除き)上段右の印影をピックアップさせていただきます。


角ばった印篆の左右に十分空間をとったバランスのいい字配りです。

印相体の悪影響だと思いますが、近頃は印面いっぱいに広がった印影を好む方が多くなりました。

印相体が創られる前から印面いっぱいに広がった字配りはあったのですが、このように左右の空間を

十分にとった印影は美しいと思いませんか?

小判型手彫り印鑑

アップよりも上の画像のように遠目で見た方がバランスの良さがわかると思います。



【緊急告知】

ブログ上で恐縮ですが、ここでお客様へお詫びがあります。

印章(印鑑)全般について問い合わせメールがここのところ急増しております。

それ故、ご質問いただきましたメールの返信が大幅に遅れております。

電話と異なり、メールは時間が掛かります。

私が遅いだけなのでしょうが、もう少々お待ち下さいませ。

申し訳ございません。






ブログ編集者



プロフィール

Author:三代目印章店主
古い手彫り印鑑の印影資料を中心に印相体撲滅に向けてマイペースで記事を書きます。

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